「子供のピアノの習い事は無駄?」という声や「子供にピアノを習わす事に意味ない」という声も聞こえてきますが、実際に習い事として無駄なのでしょうか。
それでも習い事としては人気の高いピアノですが、ピアノの習い事を検討している方にすれば、実際のところ無駄なのかどうかは知っておきたいですよね。
ピアノを習うにはハードルが高いという声があるのも事実です。
ピアノを習い事として検討している方のために、ピアノを習う事で意味があった点や意味がなかった点などの体験談をもとにお伝えします!
- ピアノの習い事が無駄と思われる理由
- ピアノの習い事が無駄ではないと思われる理由
- ピアノの習い事は意味がないと思った理由
- ピアノの習い事は意味があると思った理由
- ピアノの習い事を子どもが無駄だったと思わないための工夫
ピアノを習い事として選ぶとしたら、ピアノの購入も検討する必要もあり、決して安くはない買い物、そして購入した時のスペースの問題もあるので、習ってから後悔するという事は避けたいですね!
ということで、今回はピアノの習い事が無駄なのかどうか、双方の体験談を紹介していきます!
そして、ピアノの習い事が無駄だったとならないための取り組み方の工夫についてもお伝えしていきます!
どうぞ最後までご覧ください!
子供のピアノの習い事は無駄で意味ないって本当?【アンケート結果】
子供のピアノの習い事は本当に無駄なのか、意味ないかのかどうかを知るためには実際に習ったことがある方の声を聞いてみるのが一番ですね!
今回はクラウドワークスで実際にピアノを習ったことがある方、もしくは子供にピアノを習わせたことがある方100人を対象にアンケートを実施しました!
その結果は、「とても意味があった」「まあまあ意味があった」を合わせると全体の82%の方が意味があったと回答しています!
逆に「あまり意味がなかった」「まったく意味がなかった」と答えた方は全体の18%の方にとどまりました。
ピアノは子供の習い事としては意味があったと思っている方が多いですね!
ピアノの習い事は意味がなかった実際の声
ピアノの習い事ですが「あまり意味がなかった」と答えてくれた方の実際の声を大まかに分けてグラフにしてみました。
それでは実際の意見を見てみましょう。
ピアノの習い事は意味があった実際の声
ピアノの習い事が「意味があった」という声はたくさんありましたが、その中でも上位を占めていたのをグラフにしてみました。
リズム感や音感が良くなったと答えている方がとても多かったですよ!
音楽の授業や成績に関しても答えてくれている方が多かったです。
学校行事でもピアノを弾く機会があったという声もたくさんありました!
上位の声をピックアップしてみました!
ここから先は理由なども含めて、詳しくお伝えしていきます!
体験談も合間にお伝えしながらピアノの習い事をより深く知っていきましょう!
ピアノの習い事が無駄と思われた理由
ピアノの習い事が無駄だと思われる理由ってどんな理由があると思いますか?
ピアノをすらすらと弾く姿に憧れを抱いて習いたいと思った一方で、実際に習ってみて無駄だったと判断してしまった方はどのような理由からなのでしょうか!
実際の声を見ていきましょう!
先ほどのアンケートで「あまり意味がなかった」「まったく意味がなかった」と答えた18%の方が無駄だったと判断した主な理由はこちらになりました!
- 勉強や将来の役に立たない
- 練習する時間がもったいない
- なかなか上達しない
- 継続しないと意味がない
- 演奏する機会がないので意味がない
無駄だと思う理由はこのような理由があげられています。
一つずつ確認していきましょう!
理由①勉強や将来の役に立たない
ピアノの習い事が無駄だと思われる最初の理由は勉強や将来の役に立たないです。
ピアノを習う目的はその家庭で様々ですが、プロのピアニストを目指しているという目的よりは、「ピアノをすらすらと弾けたら素敵」とか「趣味として学んでみようかな」という意識で始める方が多いのではないでしょうか。
そこで習い始めてから学校の宿題や勉強と並行して練習もするという日々が続くのですが、子供ではなく、親の意見として「プロのピアニストを目指すほどの才能があるわけではないからやめさせようかな」という気持ちに変化する事が多いようです。
「勉強の方に力を入れて取り組んだ方が子供の将来の役に立つはず」という考えから、ピアノをやめさせて、学習塾などに通わせるケースもあります。
学年が上がるにつれて、優先順位がピアノはどんどん下がっていく傾向があるのもこの習い事の特徴と言えるでしょう。
部活や委員会、そして中学受験など将来の事を考えて時間の使い方を選ばなければいけない時には、将来の事を見据えて親が判断していき、それを子供にも納得してもらうように説得していきます。
そして最終的にピアノに関わらなくなっていき、結局習い事として無駄だったと感じてしまうというケースが多いです。
理由②練習する時間がもったいない
ピアノの習い事が無駄だったと感じる次の理由は練習する時間がもったいないです。
ピアノは毎日数十分でも練習する事が求められる習い事でもあるので、練習は必ずやるという事を念頭に置いて親もサポートしなければいけません。
小学低学年までは、練習する時間に充てる事ができていたのに、学年が上がるにつれて、他の習い事の掛け持ちや、宿題、部活で忙しくなる子供が多いです。
子供自身も疲れたり練習を嫌がる事も増えてきて、親も送迎する事でのストレスや練習時間を確保することなどに疲れて結果的にやめてしまうという事になったりします。
後は遊ぶ事も優先したくなる年頃でもあるため、ピアノの練習をするくらいなら遊びたいという意思をはっきりと示し、親と子供が揉めてしまう原因にも繋がります。
次のステップが決まり、晴れやかな気持ちでやめるのとは違い、練習する時間がもったいない事でやめてしまった場合、ピアノの習い事が無駄だったと後悔するケースが多いです。
子供が音楽関係の道を歩みたい、もしくはその才能があるのであれば良いですが、そうでなければ練習をするようにサポートするのはこちらが疲れてしまいそうです…
そうですよね。練習をするように促して、子供と毎回言い争いになるのはこちらもストレスがたまりますね。
遊んだ後に必ず練習するんだったら遊んでもいいよと言って、約束をして遊ばせるという方法が一番無難ではないでしょうか。
理由③なかなか上達しない
ピアノの習い事が無駄だったと感じる最後の理由ですがなかなか上達しないが原因で無駄だったと感じる方もいます。
無駄だったと感じるという事は既にピアノの習い事はやめている方々が述べているのですが、練習してもなかなか上達しないという事で嫌気がさしてやめたという方がとても多いです。
どうして上達しないのかを考えた時に下記の理由があげられます。
- ピアノの練習時間が短い
- 先生から指摘された事を理解できないまま練習している
- 先生との相性が良くない
- 自分の意思ではなく親の意思でピアノを習っている
これらの事が原因でなかなか上達しないと感じてしまい、もうこれ以上習っても見込みが薄いと判断してやめてしまったりする事もあります。
上達しない原因に気が付かないケースも多く、なかにはピアノ教室を変えたら先生との相性が良く、自分の苦手な部分を克服できたという声もあがっています。
しかしながら上達しない原因を探る事なくやめてしまう方も多く、ピアノの習い事の時間って無駄だったなと感じてしまう方が多いです。
理由④継続しないと意味がない
ピアノの習い事が無駄だったと答えた方はほとんどの方が途中で辞めてしまった方です!
長い年月継続して習い続け、ピアノがある程度弾けるようになっていた方は、辞めた後もピアノが弾けます!
一方、習い始めて数年で辞めてしまったり、幼少期のうちに習うことを辞めてしまった場合は、その後全く弾けなくなってしまったり、楽譜も読めないままだったという方もみえます!
そういう方は、ピアノを習ったけど無駄だったと感じてしまう方が多いですね!
私自身も幼少期習っていたのですが、引っ越しのタイミングで数年で辞めてしまったら、今では全く弾けないどころか、譜読みすらできません!
きちんと技術を習得するまで、もう少し続けておくべきだったと後悔しました!
やっぱりせっかく習うのであれば、ある程度弾けるようになるまでは継続させたいですね!
そうなんです!
うちの主人は小学校6年生まではピアノを習い続けてから辞めたので、今でもピアノが弾けます!
しかも幼少期から習っていたため、絶対音感があり、耳で聴いただけで好きな曲を耳コピで弾けてしまうというスキルがあります!
疲れた時に好きな曲をピアノで弾いて癒されてますよ!
全く弾けない私からすると、ただただ羨ましいです!
このように、ピアノはどの時点まで継続したかが「無駄だった」と感じるか「意味があった」と感じるかに大きく関係していますね!
せっかく習うのであればある程度の期間は継続する必要があります!
ピアノの習い事が無駄ではないと思われる理由
ピアノの習い事が無駄ではなかったと思われる理由についてもあげていきます。
ピアノの習い事は諸事情でやめてしまったけど、それでもピアノを習い事としていたことで、いろいろな事を学ぶことができて、自分の役に立ったという声もたくさんあります。
ピアノを習っていて良かったという意見もたくさんあるんですよ!
無駄ではなかったという声も聞いてみましょう!
- ピアノの練習を通して集中力がつく
- ピアノを弾くことで脳トレになり賢くなる
- 趣味や特技にピアノとして記載する事が可能
- 音楽の基礎知識の習得
こちらが無駄ではなかった理由となります!
とても良い理由ばかりであると思いますが、一つずつ確認してみましょう!
理由①ピアノの練習を通して集中力がつく
ピアノの習い事が無駄ではなかったと思う理由の一つが、ピアノの練習を通して集中力がつくです。
ピアノの練習は毎日行うという事が大事です。
とりあえず適当に練習しているという子供もいますが、次の練習曲に早く進みたい等の明確な理由があると、集中して練習します。
集中して練習を続けている最中、親が練習を中断するように子供にお願いするという事もあるのです。
この集中力が身についていると実感するのは、ある程度成長してから、じつはピアノの練習のおかげだったんだと思うようになったという事もあります。
ピアノは椅子に座って練習しますが、その椅子に同じ体制で座ってひたすら練習するという事は、既に集中力が身についていると言ってもいいのではないでしょうか。
綺麗に間違いなく弾くために、指先や音にも神経を研ぎ澄ませながら練習します。
そしてピアノ発表会の場でも自分の演奏に集中するのは勿論ですが、出番が来る前までの間も緊張しながら集中力を高めて待つケースが多いので、習い事でピアノを選んで無駄ではなかったと思う方がたくさんいます。
理由②ピアノを弾くことで脳トレになり賢くなる
ピアノの習い事が無駄ではなかったと思う理由として次に取り上げるのは、ピアノを弾くことで脳トレになり賢くなるという事についてです。
「音楽に小さい頃から触れさせるといい」という言葉を聞いた事がある方は多いのではないでしょうか。
教育的観点から考えてもピアノは習い事として無駄ではないんだと思い、習わせたというケースがたくさんあります。
ピアノを子供の頃に習う事で以下の影響があるという事が言われています。
- ピアノは全ての脳を使うと言われている事から脳機能を育てる事ができる
- ピアノが脳に与える影響として人間性知能が上がると言われている
- 絶対ではないですが認知症にならない確率が高い
ピアノの練習は楽しいことばかりではありませんが、このように脳トレにも繋がるという事が分かると、無駄ではなかったと思うのではないでしょうか。
理由③趣味や特技にピアノとして記載する事が可能
ピアノの習い事が無駄ではなかった理由として、趣味や特技にピアノとして記載する事が可能だからと答える方も多いです。
自己紹介をする場面は人生の中でたくさんありますが、趣味や特技の欄にピアノを記載したり、口頭でも伝えたりする事ができるのは大きなメリットになります。
必ずしも全員に共通している事ではないのですが、何年経過しても、大好きだった曲、たくさん練習した曲は演奏する事が出来る方が多いです。
ふとした時に演奏できる人は多いので、趣味や特技に何をいうか迷わずにいう事ができるのは、ピアノは無駄な習い事ではなかった事を証明する理由になりますよね。
理由④音楽の基礎知識の習得
ピアノの習い事が無駄ではなかったと親が子供に対して思う事の最大の理由が音楽の基礎知識の習得です。
小学校や中学校では音楽のテストがあるところが多いですよね。
まず楽譜が読めなければ高得点が取れません。
しかし、ピアノを習い事として選んでいる時点で、楽譜は読めて当然です。
後は音楽家の名前なども、ピアノ教室では発表会や練習する時に学ぶ事も多いので、それがテストの時に役立ち、高得点を取るという子供が多いです。
家族は子供のピアノの腕前は当然知っているとは思いますが、それが学校での音楽の時間やテストにどれだけ影響を与えているかというのは実際のところ、わかっている方は少ないですよね?
初めての音楽のテストの点数や成績表の数字で分かる事が多く、それを目の当たりにした時に、ピアノの習い事は無駄ではなかったと喜ぶケースが多いです。
ピアノを習っている子供は音感も良い子が多いですよね。今思うと、学校で音楽のテストがある時に、ピアノを習っていた子たちは余裕そうにしていたのを覚えています。
音楽記号の一覧などもわざわざ暗記しなくても、既に知っているから勉強しなくても大丈夫と言っていた子たちが多かった気がします。
子供もですが親もピアノが無駄な習い事ではなかったと思う事ができた理由としては妥当ですよね!
ピアノの習い事は意味ないと思った理由
ピアノの習い事は意味ないと思った声を聞いておくことで、実際に子供を習わせる時のシミュレーションにも役立つので、取り上げていきたいと思います。
ピアノの習い事は意味ないと感じた声を始める前に知っておくと、習わせる前の判断材料になりますよ。
- 練習しても上手くできなくてイライラする
- 演奏を披露する機会が少ない
- クラシックが好きではない
「なるほど」と納得できる声ばかりではありますよね。
それでは一つずつ見ていきましょう。
理由①練習しても上手くできなくてイライラする
ピアノの習い事は意味ないと思った理由で数多くあった声が、練習しているのに上手くできなくてイライラしていたという声です。
ピアノは毎日の練習の積み重ねが必要な習い事ですので、子供は練習する事が当たり前の環境に身を置く事になるのですが、練習しても上手くできない状況にイライラしてしまう事は多いです。
頑張ってもそれがなかなか結果に結びつかないと、やる気が削がれてしまいますよね。
例えばですが、五分で完璧にできる子供もいると、何日練習しても完璧にできない子供もいます。
自分が後者であれば、もうやめたくなってしまうという感情になっても仕方ないですよね。
練習がツラいと思うのは自分が頑張っているのに納得できる演奏ができないからという事にも繋がり、それが積み重なってしまい、やめてしまうという選択をしてしまいます。
そうなるとピアノの習い事は自分の人生において意味ないと断定してしまうという結果に繋がってしまうのです。
理由②演奏を披露する機会が少ない
ピアノの習い事は意味ないと思ってしまう理由で演奏を披露する機会が少ないという声もたくさんあります。
ピアノを演奏する機会がそんなに多くはないのは、ピアノ経験者であれば理解できますよね。
発表会、学校の伴奏というのが大きな機会とはなりますが、それ以外ではなかなか披露する機会はないです。
子供が演奏を披露する機会が少ない事で感じるデメリットがあります。
- モチベーションの維持
- 毎日の練習が嫌になる
- 習い事にいっても同じ事の繰り返しに感じる
披露する機会が少ない事で、デメリットに感じてピアノ以外に興味が向いて、結果的に親も子供の気持ちを優先してやめさせてしまうという事もあります。
親としてもピアノを子供に習わせてみたけれど、一年に一度か二度の発表会以外は特に何かあるわけでもないから、ピアノの習い事って意味ないのかなと思ってしまうのです。
理由③クラシックが好きではない
ピアノの習い事が意味ないと思ったきっかけは、クラシックが好きではないからという声もあがっています。
ピアノがすらすら弾けたらカッコいいという理由や流行りの曲が弾けるようなるからと思って、子供が習うという事は多いです。
しかし、練習曲や発表会などではクラシックを弾いたりと、自分の理想のピアノ弾きの姿ではない事に嫌気がさしてやめる事を選択する子供もたくさんいます。
予めクラシックは好きではないという事を話して、ピアノを習い事として取り入れるという事もできる教室もありますが、それは親としては納得できないというケースもあります。
親としてはプロにはなれなくても、有名なクラシックの楽曲を演奏している姿を想像して習わせたいと思っている方も多いからです。
クラシックに興味がない、もしくは何年たってもクラシックに興味を持てなかったという事でやめた結果、自分にはピアノの習い事は意味ないものだったと納得してしまうのです。
ある程度弾けるようになったら、趣味として家で好きな楽曲を弾いてもいいとは思いますが、ピアノ教室ではクラシックの曲を中心に学んでほしいと思ってしまいます。
子供が披露する時に誰もが知っている有名なクラシックをすらすら弾けたら素敵だなと思うのは当然の感情だと思いますよ。
ピアノの習い事は意味があると思った理由
ピアノの習い事は意味があると思った理由も知っておくと、安心してピアノを習わせたいと思うのではないでしょうか。
否定的な意見も取り上げていますが、人気の習い事にはピアノが上位にいるのも事実です。
男の子にも女の子にも人気の習い事の一つがピアノである事は今も昔も変わりません。
どのような理由があるのでしょうか。
- 練習する癖がついたことで忍耐力が身についた
- 発表会等を通してメンタルが強くなる
- 好きな曲を耳コピで弾くことが可能
意味がある理由も納得できる理由が多いですよね。
それでは一つずつ確認していきましょう!
理由①練習する癖がついたことで忍耐力が身についた
ピアノの習い事は意味があると思った理由の一つ目は毎日の練習で忍耐力が身についたです。
毎日の練習はイライラや不安も生み出してしまう事も多いですが、それを乗り越えて諦めずに練習し続ける事で上達していく子供もたくさんいます。
この過程を繰り返す事で、忍耐力が身についたと感じる事が多いです。
練習する習慣も身につき、なかなか上手くならなくても諦めないという精神でピアノに向き合いながら過ごす事で、忍耐力が身に付き、それが試験などでも活用されるようになります。
勉強も基礎知識を覚えて、それの応用ができるように何度も繰り返しながら覚えていくという事が多いですが、それを諦めずにやる事が出来るようになったのは元を辿ると小さい頃に習っていたピアノの練習からだったと気が付くというケースです。
これらの事から忍耐力が身につくというのはピアノの習い事に意味があったという理由になります。
理由②発表会等を通してメンタルが強くなる
ピアノの習い事が意味があったと感じる理由として発表会等を通してメンタルが強くなった事だと答える方がたくさんいます。
ピアノを習う上で、発表会などの披露する機会が限られている話はしていますが、限られているからこそ、数少ない発表会はとても緊張する子供が多いです。
普段は着用しな衣装を身につけて、普段とは違うところ、そしてたくさんの人が見ている中での演奏は緊張するのも仕方ないですよね。
- 出番が近くなると指先が冷たくなり、上手く動かなくなる
- 体全体が固くなってしまう
- 指先が震えてくる
- 不安感が襲ってくる
これらの事を子供は乗り越えて演奏するので、メンタルが鍛えられていく子供が多いです。
ところで、テスト前に緊張する事ってありませんでしたか?
ピアノを習っていた子供も緊張する子供は勿論いますが、発表会の緊張に比べて落ち着いてテストに集中して向き合う事ができると答える子供が多いです。
テストの時の緊張とピアノの発表会を天秤にかけてみた結果、ピアノの発表会の時の緊張に比べたら大分マシだと認識したりできます。
緊張しそうな場面は年齢を重ねる毎に増えていきますが、その都度乗り越える事ができたのは、子供の時に習い事として習っていたピアノ発表会だったと理解する事で、改めてピアノを習っていて意味あったと実感できる事が多いです。
理由③好きな曲を耳コピで弾くことが可能
ピアノの習い事が意味があると改めて思ったという方の意見を聞いてみると、好きな曲を耳コピで弾くことが可能だからという意見がありました。
ピアノを習っていた年数にもよる話ですが、多くの楽曲を弾いて、そして聴いてきていますので、簡単なメロディーであれば耳コピできる方が多いです。
大人だけに限った話ではなく、子供も耳コピで弾く事ができる子供もたくさんいて、音楽の時間に流行りの曲を弾いたりしてクラスで人気者になる事が出来たというケースもあります。
「〇〇弾ける?」からはじまり、「簡単なメロディーくらいなら弾けるよ」という流れで、拍手をもらえたり、たくさんの友達ができたりもします。
これは大人になっても耳コピができるため、子供から催促されて弾いてみたら喜ばれるという事もたくさんあり、改めて子供の頃にピアノを習い事として選んで意味があったと実感できる人が多いです。
耳コピができるのも音感が良いからこそですよね。音感が良いとカラオケでも困る事ってなさそうで良いですね!
親が子供が望む曲を弾く事ができるのはとても素敵なことですね!カラオケに困ることがなさそうなのもメリットとして捉えていいですよね。
ピアノの習い事を子供が無駄だったと思わないための工夫
ピアノの習い事が無駄だったと思う意見、そして無駄ではないという意見の双方を取り上げてきましたが、結果的に無駄だと感じる事がないという環境が親にとっても子供にとっても望ましいですよね。
ここではピアノの習い事を子供が無駄だったと思わないための工夫を取り上げていきますね。
ピアノの習い事は無料ではありませんよね。
お金も時間もかけているのであれば、結果的に習い事として良かったと思える事が大事です!
- ピアノの練習は毎日数分でもいいので継続する
- 出来るようになったことを定期的に書き出して親子で振り返る
- 練習の成果がすぐに出なくても焦らない
- 人前で演奏する機会を設ける
- 子供と一緒に目標を決める
無駄だったと思わないための工夫一覧を作ってみました!
気になりますよね?
それではさっそく見ていきましょう!
工夫①ピアノの練習は毎日数分でもいいので継続する
ピアノの習い事を子供が無駄だったと思わないための工夫の一つ目は、ピアノの練習は毎日数分でもいいので継続するです。
ピアノは毎日の練習が大切であるため、それがツラくてやめてしまう人も多いのですが、やはり上達したいのであれば、毎日の練習は大切です。
一日に練習する時間が長かったり、毎日同じ楽曲を出来るまで練習しなくてはいけないと思い込んで練習するために、イライラしたりするのではないでしょうか。
どうしてもイライラしてしまう時には、何時もよりも練習時間を短めに調整したり、気分があがる楽曲を弾いてリラックスできる練習日を作る事をおすすめします。
自分が得意な楽曲を弾く事で、気持ちも向上し、また翌日から気を引き締めて練習する事もできるようになるのではないでしょうか。
練習するサイクルは崩さない、けれども練習時間や楽曲に縛られないを上手く取り入れて、無駄だったと思わないように気持ちを持っていきたいですね。
工夫②出来るようになったことを定期的に書き出して親子で振り返る
ピアノの習い事を子供が無駄だったと思わないための工夫の二つ目は、出来るようになった事を定期的に書き出して親子で振り返るです。
ピアノを習っていて忘れがちなのは、自分を褒めてあげる事です。
例えば、両手で弾けるようになった時の事を覚えているでしょうか?
その時の喜びや感動、そしてどんどんステップアップして難しい楽曲に取り組む過程で、「出来て当たり前」という感情や「どうして何回やっても出来ないの?」と憤りを感じてしまったりする事が多くなっていませんか?
出来るようになったら、その感動を書いておくようにしましょう。
後から親子で一緒にその時の事を思い出す作業をすると、モチベーションが高まります。
出来ないけど出来るようになってきたという事を親が知っていて、そして改めて子供自身もそれを理解する事で、現実から目を背けずに再度練習する意欲がわくというサイクルを作っていく事ができるようになるはずです。
工夫③練習の成果がすぐに出なくても焦らない
ピアノの習い事を子供が無駄だったと思わないためにお伝えしておきたい事は、練習の成果がすぐに出なくても焦らないです。
プロのピアニストであっても、毎回納得できる演奏が出来ているかというとそうではないはずです。
子供でしかもまだピアノを習い事として選んでから年月も左程たっていなければ、出来なくて当たり前です。
練習してもなかなか結果が見えてこないと思っていても、そこでやめなければ、出来るようになる事が多いです。
焦ってしまうと指先に力が入り、益々上手くできなくなるという悪循環に陥ってしまう可能性もあるので、リラックスできる環境で練習しましょう。
焦らずに気持ちにゆとりを持って、その時々で練習方法も変えながらピアノと向き合う事で、習い事として無駄ではなかったと将来的に思えるようになるはずです。
これは親もサポートする側としては、焦らせないように気持ちをもっていく手助けをしてあげたほうがいいですよね?
焦ってもいいことはないというのは、ピアノだけに限らずどんな時にでも言えることだと思います。
子供には「焦らなくても大丈夫だよ」という事を言葉等で伝えていってあげるのが良いかもしれないですね。
工夫④人前で演奏する機会を設ける
ピアノの習い事を子供が無駄だったと思わないためには、人前で演奏する機会を設ける工夫をする事もおすすめします。
ピアノは何のために習っているのか子供でも分からなくなるケースってじつは多いんです。
課題曲を弾いて合格したらまた次の曲という形で、気が付いたら先生に合格を貰うためにひたすら練習していると思ってしまったりします。
親としては課題曲は弾いて合格する事にも意味があって、それを繰り返す事にも意味があるんだよと教えてあげたいですよね。
ここで子供が演奏を披露する機会がたくさんあれば、練習する事にも意味があるんだと説得する事も可能になります。
- 発表会
- ピアノ検定
- 学校での伴奏
- 誕生会などのお祝いの場所で弾く機会を親が作る
- 楽器屋さんにあるピアノで曲を弾いてみる
楽器屋さんにあるピアノは触ったりできるのも多いですよね。
そこで弾いてみると、知らない人が耳を傾けてくれる事もあり、上手く弾く事ができたら子供のモチベーションは高まります。
出来るだけ子供のペースに合わせて演奏する機会などを親が手伝いながら見守るのも、無駄ではなかったと思ってもらうためには必要な事になるかもしれません。
工夫⑤子供と一緒に目標を決める
ピアノの習い事を子供が無駄だったと思わないために工夫したい事として、親が子供と一緒に目標を決める事が大事です。
度々話題に出していますが、ピアノの練習は毎日しなければいけないけど、特に何か目標があるわけではないからピアノをやめたいと思う瞬間はたくさん訪れると思います。
そこで、親が子供に練習する事は大事なんだよと改めて認識してもらうためにも、一緒に目標を立ててみましょう。
その目標をクリアできたら、何かご褒美をあげると子供も嬉しいのではないでしょうか。
練習する時にそばで見守っている親もいれば、家事をしながら何となく耳を澄ませて聞いている方もいるでしょう。
子供が目標が達成した時に一緒に喜びを分かち合う事は、教育的にも良い事であるのは間違いないので、一緒に喜ぶ瞬間を生み出すためにも、目標を立てて達成するまで見守ってあげましょう。
出来ない事が出来たら褒めてあげるという事と一緒だとは思いますが、目標を一緒に立てるという事に意味があるんですよね!
ピアノの練習はある意味孤独ではありますよね。
一人で練習を重ねて、一曲を仕上げるわけですから。
ただ、目標を一緒に立てる事で「ママは上手く弾くためのサポートはできないけど、見守っているし応援しているんだよ」という意思を伝えてあげる事ができますよね。
ピアノは習った方がいいと思いますか?【アンケート結果】
今回のアンケートでは「ピアノは習った方がいいと思いますか?」という事についてもアンケートを実施しました!
「絶対習ったほうがいい」と「余裕があるなら習ったほうがいい」合わせてみた結果全体の77%の方が習ったほうがいいと回答しています!
「習わなくていいかも」と「絶対に習わない方がいい」を合わせてみましたが26%という結果となりました。
ピアノを習ってきた方々だからこその回答はとても参考になりました!
ピアノを子供に習い事として考えている方は是非参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はピアノの習い事は無駄?に関して調べてお伝えしていきました!
- ピアノは少しでもいいから毎日練習する事が大事大事!
- 将来の役に立たないと言われることもあるけど考え方次第では役立つこともたくさんある!
- 親のサポートは必須!
今回はピアノは習い事として意味がある理由と意味がない理由をそれぞれの立場から客観的に調べて紹介してみました!
習い事として意味があったと思う方が絶対に良いですよね!
そのためには、子供のその時々の気持ちを汲み取りながら、親も出来る範囲でサポートしてあげる事が大事だという事がわかりました。
ぜひ検討してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。