習い事をしていた事がある方は、今日はなんだか行きたくないなと思った経験はありませんか?
習い事に行きたくないけど辞めたくないという複雑な気持ちになることがあったのではないかなと思います。
そして、お子さんが今日は習い事に行きたくないと言い出して困った経験は有りませんか?
うちの子も急に習い事に行きたくないと言い出し、困ってしまったことが何度もあります。理由がハッキリ分かればいいのですが、休ませるべきか悩みますよね。
習い事に行きたくないけど辞めたくない理由とは?
習い事に行きたくないけど辞めたくない時の状況別の対処法
習い事に行きたくないのはダメなことなのか?
というわけで今回は、習い事に行きたくないけど辞めたくないという子どもへの状況別の対処法や、行きたくないという子どもの心理についてお伝えしていきます!
また、習い事に行きたくないのはダメなことなのかについてもお伝えしていきます!
ぜひ最後までご覧ください!
習い事に行きたくないのはダメなこと?
結論から言うとダメなことではありません。
お子さんが習い事に行きたくないと行き渋る経験がある方も多いのではないでしょうか?
習い事に行きたくない時は大小何かしらの理由があることがほとんどです。
遊びたいから、眠りたいから行きたくないというのも気持ちの疲れからきていたりします。
ずっとやる気に溢れていることの方が少数ですので、とても自然なことなんです。
一度休暇を挟んでみると意外と来週は行く!と言ってくれたりしますよ!
習い事に行きたくないけど辞めたくない子供の心理とは?
習い事に行きたくないけど辞めたくないという子どもの心理がわからないなと思う方もいらっしゃいますよね。
行きたくないなら辞めると言って欲しいし、辞めたくないなら行って欲しいのが本音です。
では、なぜ行きたくないけど辞めたくないとお子さんは言うのか、いくつかご紹介します。
行きたくないけど辞めたくない理由:①友人関係でトラブルがあった
まず、友人関係で喧嘩などのトラブルがあった場合です。
これは学校に行く時もよく起こることですね。
友達と喧嘩したから、行きたくないというのと同じ理由です。
この場合は習い事自体は好きだから、本当なら辞めたくないと思っている場合がほとんどですね。
自分が子どもだった頃は友達とトラブルがあるともう習い事も学校も行きたくない、休みたいとなっていた気がします。
子供たちも同じで、些細なことがきっかけで習い事に行きたくない!と言い出すことがありますね!
行きたくないけど辞めたくない理由:②友人や先生に会えなくなるのが嫌
習い事には行きたくなってしまったり、興味がなくなってしまったりしているけれど、友達や先生に会えなくなるのが嫌で辞めたくないなと思っている場合があります。
友達なら、連絡先の交換をしておけば辞めた後も会う手段はあります。
ですが、先生となると習い事の場でしかなかなか会えないですよね。
友達や先生に会うのがモチベーションの維持に繋がっている状態が続くなら問題はありません。
ですが、習い事自体へのやる気が薄れていると行きたくないという気持ちが勝ってしまうことがあります。
友達や先生と会うためだけがモチベーションな場合は、トラブルがあると急にやる気がなくなったりと少しリスクがある気がしますね。
行きたくないけど辞めたくない理由:③先生が合わない
習い事自体は好きだけれど、先生が合わなくて行きたくないなと思う場合があります。
習い事の場にはそりが合わない先生や高圧的な先生が少なからずいたりしますよね。
いい先生や真面目な先生だったとしても性格の不一致はどうしても起きてしまいます。
その先生が担当だと、いくら好きな習い事でも行きたくないなと思ってしまいますね。
何人か先生がいる習い事は、先生を変えることができる場合がほとんどですが、目をつけられそうと気にしてしまう子も多いのでとても難しい問題です
行きたくないけど辞めたくない理由:④プレッシャーを感じている
行きたくないけど辞めたくないと子どもが言っているときは、プレッシャーによるものかもしれません。
習い事で行き詰まっているけれど、試合や発表が近づいていて、もう投げ出したいななんて思っている可能性もあります。
そのプレッシャーからのストレスはあるけれど、辞めるのは勿体無いと感じているのではないでしょうか。
多少の緊張感は大事ですが、プレッシャーになっている時は適切にケアをした方が良いですね。
適度な運動や睡眠、休暇など、ストレスの発散が大事になってきますね!
行きたくないけど辞めたくない理由:⑤体が疲れている
イベントなどの遊びの場でさえも、体が疲れていると行きたくないなと思うことがあると思います。
体が疲れていると、何に対してもやる気がでませんよね。
この場合は、たまたま体が疲れていてやる気が出ないことがほとんどです。
なので行きたくないけど辞めたくないとなるのですね。
そんな時は思い切って休ませてみるのも一つの手ですね!
たくさん寝て、たくさん食べて体力の回復を第一優先にするといいですね!
大人だって体が疲れていると頑張れない時がありますよね!
行きたくないけど辞めたくない理由:⑥習い事の練習しないけど辞めたくない
習い事をしていると嫌な練習が少なからず出てきます。
そして、上達できないとなると、モチベーションの維持ができなくなります。
ずっと何だかうまくいかないなと悪循環に陥ってしまいますね。
勉強している時も苦手な教科は成績が伸びず、落ち込んだりします。
我が家でも娘の習っているピアノでよく起こります。
新しい曲になったばかりの時は、練習するのが嫌で、なかなか練習をしようとしない時がよくあります。
そういう時は練習が全然できていないので、もちろん弾けません!
そんな状態ではレッスンに行けないから、「習い事には行きたくない!」となりがちです。
それなら練習すればいいのに~と思ってしまいますが、大人でもできないことをやるのは気が進まない気持ちよくわかります!
そんな時は、すらすらと気持ちよく弾けていた過去の曲を弾いて欲しいとオーダーし、とりあえずピアノに向かってもらう作戦をしたりもします!
そこからはスモールステップで「今日はココだけ弾いてみよう!」「右手のこの部分だけはどう?」と本人が「そこまでならやってみようかな。」と思えるところまでハードルを下げてみたりもします!
そして、そこができたらそれを褒めて認めてあげると、「次の日はもう少しやってみようかな。」と少しだけ前向きになる日もありますが、そう上手くいかない日もあります。
それでも「どうしても練習が嫌でやりたくない!」という時は、思いっきり好きなことをしてもらって、リフレッシュしたり、外に出て運動をしてみると案外スッキリするかもしれません!
習い事に行きたくないと子どもに言われた時の対応
習い事に行きたくないとお子さんに言われた際に、どう対応するか迷ってしまいませんか?
怒って無理やり行かせるのも嫌ですよね。
かと言って、サボり癖がついてしまうのも嫌だし、なんて思ったりします。
そんな時に、おすすめのお子さんへの対応をご紹介します!
習い事に行きたくないと言われた時の対応:①怒らずに理由を聞く
習い事に行きたくないと言われたら、まず理由を聞きましょう。
大事なポイントは最初に怒らないことです。
怒ってしまうと、萎縮して話せなくなってしまったり、理由を頑なに言ってくれなくなったりしてしまいます。
話すのが苦手なお子さんには、焦らせないでじっくり話を聞くのもポイントです。
焦ってしまうと、言葉が出なくなってしまったりする場合があります。
そして、理由を最後まで聞いてから、習い事に行かせるべきか、休ませるべきかを判断しましょう。
- 怒らずに話しかける
- 焦らせないようにする
- 理由を最後まで聞いてから休ませるかどうかを考える
いじめなどが理由だと、休ませた方がいいこともあります。
まずは、話を聞いてみることが大切です!
習い事に行きたくないと言われた時の対応:②お休みさせてみる
行きたくない理由を聞いても、話してくれないこともありますよね。
そんな時は、思い切ってお休みさせてみるのもいいかもしれません。
人間関係に疲れてしまったり、なんだか気持ちが落ち込むことは子どもでもありますよね。
子どもの時は、学校や習い事というコミュニティが世界のすべてだと感じている子も多いです。
少し習い事から距離を置いてみて、お家でまったりしたり、遊んだりして、リフレッシュさせてあげることも大切です。
休ませるときにどんな理由や言い訳を使って休ませるか迷ってしまう時もありますよね!
そんな時はこちらの記事も参考にしてみてください!
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習い事に行きたくないと言われた時の対応:③我慢させていないか確認
実は習い事に行きたくないけど、お父さんやお母さんが喜んでくれるからと続けている場合がもしかしたらあるかもしれません。
期待してくれているし、応援してくれるからと頑張ってしまうのです。
その頑張りが途切れてしまうと、行きたくないなと思ってしまいます。
一度頑張る理由を聞いてみて、話し合う機会を設けてみるなどの対応をするといいですね。
親子がお互いに喜んで欲しくてしていることが、少し噛み合わなくなってしまうことはありますよね。
ゆっくりお互いの気持ちを話し合うと良い方向に向かっていくのではないでしょうか!
習い事に行きたくないけど辞めたくない時の状況別の対処法
習い事に行きたくないけど辞めたくない時、何が理由かによって対処の方法が変わりますよね。
何を基準に行かせるのか辞めるのか判断するかも迷うかと思います。
いくつかの辞めたくない原因の状況別に対処法をご紹介します!
状況別:①習い事の先生や友人が行きたくない原因の時
先生や友人が嫌な場合は系列店など教室を移動してみるという手があります。
教室自体の指導方法や習い事自体に不満がないのであれば、系列店の方がすぐに馴染むことができますね!
また新しい人間関係になることで、新しい刺激をうけることができるかもしれません!
系列店が近くにない場合もありますよね。
そんな時はお子さんと一緒に、どこの教室がいいかどんな先生がいいか習い事を体験をしてみて会う先生を地道に探す方法がやはり一番です。
仲良くしているママ友やお子さん経由で、評判の良い先生の教室を探してみるというのも同時に進めて行くと早く決められるかと思います!
状況別:②習い事自体は好きだけど練習しないし辞めたくない時
習い事は好きだけど、練習がうまくいかなくて嫌になることもあります。
習い事の練習しないけど辞めたくない場合も、どのように対応したらいいのか迷う方も多いかもしれません。
その習い事をどんな目的でどうなりたいかの目標を立ててみるのはどうでしょうか。
そうすると目標に向けて、頑張ることができますね。
まずは、スモールステップの目標を親子で話し合って一緒に立ててみるのもいいですよ!
小さい目標を少しずつこなしていくことで自信にもつながります!
子どもが今何で悩んでいるのか、親子で共有することもできます!
状況別:③体調や気分がイマイチで行きたくない時
気圧や気候が安定しなくて体調や気分がイマイチな日ってありませんか?
そんな日は何もしたくないな、行きたくないなんて思ったりしますよね。
思い切って休ませて、ゆっくりしてモチベーションの回復を試みるのもいいかもしれません。
その際に、来週は習い事に行くことを約束しておくと、ずるずる休んでしまうこともないかと思います!
季節の変わり目や新学期は体の負担はもちろん心の負担も大きいので時には休むことも大切です。
状況別:④子供が習い事に行きたくない本当の理由が分からない時
子どもが習い事に行きたくない理由を話してくれなかったり、はぐらかされたりしてしまうこともありますよね。
もしかしたら言いづらい話の場合もあります。
そんな時は、リフレッシュできるところで、子どもと一対一で話す時間を設けてみるのがいいかもしれません!
それでもわからない時は、やりたくなった時にもう一度習えばいいことを伝えた上で、5回以上休む時は一旦習い事を辞めてみようと提案してみてもいいのではないでしょうか!
習い事で得た経験はなくなりませんから、一度やめて様子を見るのもいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
習い事に行きたくないけど辞めたくないという子どもへの状況別の対処法や、行きたくないという子どもの心理についてお伝えしてきました。
- 習い事に行きたくない理由を最初に聞く
- 一度休ませてみることも大事
- 次週の習い事には行くと約束をする
- いったん習い事をやめてみることも視野に入れてみる
せっかくなら、楽しく習い事に通って欲しいので、行きたくないけど辞めたくない原因の解決や改善に向けて状況別に適切に対応していきましょう!
習い事に行きたくない理由は、少し疲れているだけのものから、トラブルが起きている場合のものなど、さまざまなので、お子さんの話をじっくり聞いてあげてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。