サッカーを習わせたいけど、クラブチームでの保護者同士の付き合いがめんどくさいとよく聞くので、習わせるのをためらってしまう方もいますよね。

友達がサッカーを習い始めて、自分もやる気満々な息子ですが、保護者同士のトラブルや当番制など、付き合いがめんどくさそうで、そちらの方が心配です。



輪の中に飛び込むのは子どもだけではなく、親も勇気がいりますよね。
では、なぜサッカーのクラブチームでの保護者付き合いがめんどくさいといわれるのでしょうか?
一緒に見ていきましょう!
- サッカーのクラブチームでの保護者付き合いがめんどくさい理由は?
- サッカーのクラブチームで保護者同士のトラブルに巻き込まれない為にはどうすればいい?
- もし保護者同士のトラブルに巻き込まれたらどうすればいい?
というわけで、今回はサッカーのクラブチームにおける保護者付き合いがめんどくさくなる理由や解決方法についてお伝えしていきます!
ぜひ最後までご覧ください。
サッカー(クラブチーム)で親の付き合いがめんどくさいと思う理由


サッカーのクラブチームでの保護者付き合いがめんどくさいと思う主な理由にはどのような事柄があるのでしょうか。
他にもありますが、ここでは三つ挙げてみました。
- 当番制度
- 噂話や悪口
- コミュニケーション



どれも聞いたことがあるけれど、具体的にどのようにめんどくさいと感じるのか、一つずつ見ていきましょう。
クラブチームで親の付き合いがめんどくさいと思う理由:①当番制度
サッカーのクラブチームでの保護者付き合いがめんどくさいと思う理由の一つ目は、ボランティアでの当番制度です。
在籍する人数にもよるのですが、練習時には最初から最後までの保護者が必ず付き添い、緊急時の対応をします。
この当番は必ず順番に回ってきます。
しかも、人数の少ないクラブチームであれば、当番が回ってくる頻度も高くなり、めんどくさいと思う大きな理由になりますね!
さらに、サッカーは屋外で行うことがほとんどなので、真夏や真冬はとても過酷です。
まして、急な用事で当番を代わってもらいたい時も、保護者同士の付き合いができていないと連絡しづらいという問題もあります。



真夏の練習は子供たちも熱中症になりそうで大変ですが、付き添う保護者も万全な対策をしないと、過酷な環境の中で本当に大変ですよね。



そうなんです。
夏も大変ですが、冬の寒い日も本当に辛いですよね。
子どもたちは動き回っているので比較的平気ですが、じっと待っている大人は大変です。
しかも、小さな下の子を連れての当番はさらに負担が大きく、できれば避けたいと感じる方も多いですよね。
クラブチームで親の付き合いがめんどくさいと思う理由:②噂話や悪口
サッカーのクラブチームでの保護者付き合いがめんどくさい理由の二つ目は、噂話や悪口です。
子ども達が練習している間、どうしても保護者同士の立ち話が始まります。
差し障りのない話なら良いのですが、中には悪口や噂話をする人が現れます。



私はそんなことを思っていなくても、その場に居ると調子を合わせて、思っていない返事をしてしまいそうで不安です。



わかります。
話している人は、相手も同じ気持ちや感情でいると思い込んでいることが多いため、否定するのも難しいですよね。
クラブチームで親の付き合いがめんどくさいと思う理由:③コミュニケーション
サッカーのクラブチームでの保護者付き合いがめんどくさい理由三つ目は、コミュニケーションです。
ある程度会話ができる保護者同士であれば、気軽に情報を共有できますが、子どもの学年が違うと、なかなか話す機会を持てない保護者もいます。



同じタイミングで入った保護者とは自然に打ち解けられそうですが、子どもの学年が上の保護者には聞きたいことがあっても、少し話しかけづらいかもしれません。



そうですよね。
ただ、コーチからの連絡事項や遠征の乗り合わせの打ち合わせなどは、保護者同士でメールを使ってやり取りすることが多いです。
メールは顔が見えない分、頼み事をする際などに気を遣いますよね。
やはり、顔を合わせられるタイミングでのコミュニケーションは大切だと感じます。
サッカー(クラブチーム)での保護者間のトラブルの事例


同じ場所でサッカーを習っていても、保護者の考え方や求めているものが同じとは限りません。
保護者同士の見えない感覚や考え方の違いが、トラブルにつながることも多いようです。
- 保護者間で意見の疎通がうまくいかない
- 子供同士のライバル意識



実際の体験談を知っておくことも大切です。
ここでは、二つご紹介します。
クラブチームでの保護者間のトラブル:①意思の疎通がうまくいかない
サッカーを習わせていて、よくある保護者間のトラブルとしてまず挙げられるのが、意思の疎通がうまくいかないことです。
子どもがサッカーをしているという共通点があるだけで、もともとはまったく異なる価値観を持つ保護者が多く集まるため、意見のすれ違いや思い違いが起きやすく、それがトラブルに発展してしまうこともあります。
ここでは、実際にあった体験談を一つご紹介します。



入団当初、小さな兄弟を抱えている家庭は、出来る範囲で当番への協力をすれば良いと言われていました。
しかし、当番の前日になって下の子が体調を崩し、夫は仕事で任せられず、とても困りました。
前日でしたが、当番を休みたい旨とグループメールに流したところ、誰もフォローや交代を名乗り出てくれなかったんです。
仕方なく、グラウンドの直ぐ横に車を置かせてもらい、練習中何度も様子を見に行きながら過ごしました。
とても悲しくなりました。



とても悲しい事例ですね。
同じ親として、子育て中の苦労は分かってもらえると思いたいところですが、急な変更にはそれぞれ事情があり、スムーズに対応してもらえないこともあるようです。
クラブチームでの保護者間でのトラブル:②子供同士のライバル意識
我が子が楽しそうにしている姿や、頑張っている姿を見るのは、保護者にとって何よりうれしいものですよね。
時には、その場で気持ちを共有したくなることもあります。
しかし、個人の思いをあまり表に出しすぎてしまうと、トラブルの原因になってしまうこともあるようです。



子どもの性格もさまざまで、サッカーを純粋に楽しみたい子もいれば、勝ちにこだわりたい子もいます。
うちの子どもは、どちらかというと楽しみたいタイプでしたが、体格に恵まれており、プレー中に当たり負けすることはほとんどありませんでした。
ところが、サッカーが大好きで負けん気の強い華奢な子の保護者に、「大きいだけじゃなく、足も速ければいいのにね」と嫌味を言われたことがあります。
正々堂々、サッカーで子ども同士が切磋琢磨するだけでは、だめなのでしょうか。



そうなんですよね。
子どもたちが楽しく頑張れていれば、それだけで十分なのに、親のほうがムキになってしまって、気軽に話ができなくなってしまうこともあります。
では、このようにトラブルに直面してしまったとき、またはトラブルを未然に防ぐためには、私たちはどのように対応すればよいのでしょうか。
一緒に見ていきましょう。
サッカー(クラブチーム)で保護者付き合いがめんどくさい時の対応方法


サッカーでの保護者付き合いをできるだけ円滑に進めたいと頑張っていても、なかなかうまくいかない時もありますよね。
ここでは、具体的な方法を三つご紹介します。
- 角が立たないように「かわす方法」で回避!
- 苦手な相手でも、挨拶と礼儀は忘れない
- 相手に踏み込み過ぎず、適度な距離をとる



ここでご紹介する内容は、サッカー以外の場面でも大切な心構えとなるものです。
一つずつ見ていきましょう。
クラブチームで保護者付き合いがめんどくさい時:①かわす方法を活用
サッカーで保護者付き合いがめんどくさいときの対処法の一つ目は、「かわす方法」です。
いつものように悪口や陰口が始まったときは、便乗するのではなく、かわす方法を使うとよいでしょう。



子どものやりたいポジションを聞かれたので、正直に答えたところ、「うちの子も同じ!ライバルだ!」と過剰に意識されて、困ってしまいました。



ありますよね。
そんなときは、かわす方法が有効だと思います。
今回のような質問をされたときには、あえてポジションを言わずに、「希望はあるみたいなんだけど、教えてくれないの。どこを狙ってるのかな」と話を濁すことで、角を立てずにかわすことができます。
クラブチームで保護者付き合いがめんどくさい時:②挨拶と礼儀だけは欠かさない
サッカーで保護者付き合いが面倒くさいときの対応方法二つ目は、挨拶と礼儀を欠かさないことです。



言葉を選んだり気を遣いながら話すくらいなら、苦手な相手とは話さないのが一番のトラブル回避になるのではないかと思ってしまいます。



そうですよね。
話さなければ嫌な思いをすることも、面倒に感じることも減りますよね。
ただし、子供はとても敏感に親の様子を見ています。
挨拶をしなかったり、お友達のお母さんと自分のお母さんが話をしない様子を不思議に思うでしょう。
そのため、一人の親として、大人として、挨拶と最低限の会話は交わすよう心がけましょう。
クラブチームで保護者付き合いがめんどくさい時:③適度な距離を置く
サッカーで保護者付き合いが面倒くさいときの対応方法三つ目は、相手と適度な距離を持つです。



少し仲良くなった途端、家庭のことをいろいろ聞かれて返答に困ったことがありました。



まだそれほど心を開いていない相手であれば、家庭のことまで詳しく話したくはないですよね。
話したくない話題になってきたときは、言葉数を減らしたり、その場を離れたりして、「踏み込まれたくない」「踏み込みたくない」という意思表示をするのも良いかもしれません。
適度な距離を保つことで、スムーズな関係性が築けます。
サッカー(クラブチーム等)での親の付き合いに我慢できない場合の対処法


サッカーなどのクラブチームにおける保護者同士の付き合い方に悩むこと、ありますよね。
- コーチに相談
- 思い切ってチームを変える



保護者付き合いがうまくいくように、自分なりに努力してみても、本当に限界を感じてしまうことがあるかもしれません。
そんなとき、どうすればよいのでしょうか。
ここでは、対処法を二つご紹介します。
クラブチームでの親の付き合い対処法:①コーチに相談
いろいろと気持ちを切り替えて過ごそうと努力してみたものの、うまくいかない時ってありますよね。
だからといって、この状況を知らない人に一から説明して相談するのも大変です。
そんな時は、どうすればよいのでしょうか。



子どもはサッカーを続けたいのに、私のほうが保護者付き合いに疲れて限界を感じています。
でも、心を開いて相談できる保護者がいません。



つらいですね。
そんな時は、「子どものことではなく自分のことなのに…」と遠慮せず、コーチに相談してみるのも良いと思います。
自分では思いつかなかった解決方法や、アドバイスがもらえるかもしれません。
クラブチームでの親の付き合い対処法:②思い切って別のチームに変える
習い事の主役は、あくまでお子さんです。
伝えられる範囲でお子さんに相談することで、思いがけない選択肢が見えてくるかもしれません。 一緒に見ていきましょう。



サッカーの時間になると、私が憂うつになっているようで、子どもが心配してきます。



保護者の不仲や不安を、子どもはとても敏感に感じ取りますよね。
思い切って子どもに話してみて、新しいチームへの移籍を検討するのも良いと思います。
これまでのチームでの経験を反省として生かし、心機一転、新天地で子どもと一緒に楽しもうとするお母さんの姿に、子どもも安心するかもしれませんね。



でも、次のチームって、どんなふうに選べばいいのか分かりません。



チーム選びは慎重になりますよね。
チームの方向性は、大きく二つに分かれます。
これからご紹介するので、見ていきましょう。
本格的にサッカーでプロを目指したいならクラブチームへ
子どもが本格的にサッカーでプロを目指したいという目標を持っているなら、クラブチームへの入団をおすすめします。
クラブチームは設備や練習内容が充実しており、同じように高いレベルを目指す仲間やコーチに出会えるでしょう。
そして何より、クラブチームであれば保護者の当番がないことが多いため、保護者付き合いの煩わしさからも解放されるかもしれません。



サッカーへの意識が高まることで、保護者の意識も変化し、価値観の違いによる些細なトラブルが減る可能性もありますね。
サッカーを気軽に楽しみたいならサッカースクールへ
サッカーを気軽に楽しみたいお子さんには、体を動かす楽しさや仲間づくりを目的としたサッカースクールがおすすめです。
学校とは違う場所でできる仲間は、時に心の支えになってくれることもあります。
サッカースクールでは、専属のコーチが指導してくれるため、月謝はスポーツ少年団に比べて高めですが、当番制などの煩わしい制度が一切ないため、「気軽にサッカーだけを習いたい」という方には向いているかもしれません。
サッカースクールによっては、夏にはキャンプ、冬にはスキーなどのイベントを実施しているところもあるようです。



保護者同士も競争ばかりではなく、穏やかな関係を築きやすい環境といえるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はサッカーでめんどくさい保護者付き合いへ対応する方法について詳しく見てきました。
わかったことをまとめると、以下のようになります。
- かわす方法を活用して、かどが立たないように回避!
- 挨拶と礼儀は忘れずに!
- 適度な距離がトラブル回避の秘訣!
- サッカーを習うなら別の選択肢もある!
今回は、サッカーでの保護者付き合いが面倒にならないように、そして、もし面倒な状況になってしまった場合の対応方法についてご紹介しました。



何より、子どもが楽しそうにサッカーをしている姿を見に行くことを優先し、保護者自身も楽しめるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
