皆さん「協働性」という言葉は聞いたことありますか?
「協調性」という言葉は、広く使われている言葉なので知っている方も多いと思いますが、「協働性」という言葉を初めて知った時に「強調性」との違いがよくわからなかった方も多いのではないでしょうか!
私自身も最初協働性と協調性の違いについてよくわかっていなかったので、いろいろな場面で協調性という言葉を使い続けていました。協調性との違いが気になります!
ということで詳しく調べてみました!
- 協働性と協調性の違い
- 子供が協働性を高めるメリット
- 協働性を育む行動
- 協働性を高めるおススメの習い事
どの環境にいても「協働性が高い人」の周りはたくさんの人が集まり、活気に満ち溢れていますね。
子供のうちから協働性を高める事で、様々な場面で活躍する事ができるようになります。
ということで今回は今話題になっている協働性について詳しくお伝えしていきます!
親も子供の協働性を高めるためにしてあげられる事がたくさんありますので、どうぞ最後までご覧ください。
協働性とはなに?
最初に「協働性とは?」と思われている方に簡潔に協働性について説明します。
子供たちがグループを作って、一つのミッションを成功させるという課題があったとします。
もちろん、グループなので単独行動や場の空気を乱すような事ではミッションの成功は難しいです。
そこで、協働性が求められるのです。
皆でそのミッションを成功させるためには、個人の成功する意識がとても大事ではありますが、「このチームのために自分の持っている知識を共有したい」と思えるような環境作りが大事です。
この考えが生まれる事で、成功が格段に近づきます。
協働性を無視した場合でもミッションは成功するかもしれません。
ただ、協働性の能力を発揮して成功した時には、その事が成功以上のものをもたらし、それが積み重なると社会に出来た時にとても役に立つのです。
協働性とは学校で学んだり、社会に出た時にとても大事な要素になるんですね。
社会で活躍しているリーダーには必ずと言っていいほど協働性が高い方が多いです!リーダーとして皆をまとめるには必須のスキルと言えます!
ここで、気になっている協調性との違いについても見ていきましょう!
協働性と協調性の違いは?
協働性と協調性は漢字や響きもとても似ていますよね。
よく「協調性を身につけなさい」と言われたりした事はありませんか?
協調性は周囲の人と意見が異なる場合でも、その場の空気を読んでおだやかに解決するために必要な事であり、
仮にお互いに協調性が身についているのであれば、お互いの妥協点や譲り合いで調和をはかるという事ができる能力になります。
あくまでも協働性は同じ目的を持ってそれを達成するためのグループなので、目的は一致しており、成功するための時間や知識は惜しまずに協力するという精神があります。
この記事では協働性について詳しくお伝えしていきますが、協調性も学校や社会では十分に役立つ力となりますので、協調性も身につけておくべき力ですね。
- 協調性とは
①周囲の人とおだやかに解決するために必要な能力
②協力する姿勢が大事 - 協働性とは
①同じ目的を持って達成するグループ能力
②利益を獲たいという個人の目的だけでは動かない
協調性も協働性もどちらも大事な能力である事がわかりました!
協働性がこれからの時代なぜ必要なのか?
協働性がこれからの時代にはとても重要です。
SNSの発展で様々な情報を手間暇かける事なく得る事ができるようになったのは良い事ですが、社会に出てからは、コミュニケーション能力がとても大事になります。
常に新しいミッションを作ったり与えられ、それを成功するために話し合い、知識や発想をお互いに認知しあうという作業を繰り返し行う事で、成功していくからです。
コミュケーションで今までは思いつかなかった事を得る事があり、コミュニケーションを取りながら新たな考えが生まれて、それを共有して新しいモノが誕生したりします。
SNSだけでも確かにいろいろな情報を得る事ができますが、これからの時代には協働性が社会で成功するための鍵になるのは間違いないでしょう。
協働性の大切さを学ぶ事ができました!
子供がこれから何十年と生きていくうえで、協働性は絶対に必要な能力になりそうですね。
では、次は協働性を高めるメリットについても知っておきたいですよね!
子供が協働性を高めるメリット
協働性を高めたいと思いながらも、高めた結果どうのようなメリットが生まれるのかということを知りたいと思いませんか?
協働性という事についてあまり考えた事がなかったのですが、いろいろな事をもっと知りたいと思うようになりました。
メリットを知っておくと後々役に立ちそうですよね。
- 人間関係の良好
- 自分に自信がつく
- 発想力が鍛えられる
- 参加意欲が高まる
- 学習意欲が高まる
これは生きていく上でとても良いメリットばかりですよね!
子供のためにも知っておきたい情報になりそうです!
早速見ていきましょう。
協働性を高めるメリット①人間関係の良好
協働性を高めるうえで必要な事は、協働学習です。
子供が協働性を高めるために、どんな人とグループになっても成功させるために行動しなければいけないという環境が大事になりますよね。
一つの目標に向かって同じ方向を向いていても、いろいろな性格の子供たちと向き合う事がとても重要になります。
話す事に耳を傾ける事の大事さ、そして共感する事の重要性、仲の良いお友達ではなくてもその人の考えを尊重しなければいけない等、たくさんの事を課題を通して学習していく事になります。
これを失敗しながらも繰り返す事で、人間関係の良好というメリットが気が付かない間に身についていくことになります。
協働性を高めるメリット②自分に自信がつく
大人でも仕事で失敗してしまうという経験をされる方は多いですよね。
子供も協働性を高めるうえで、失敗してしまう事もたくさんあります。
例えば内気な子供であれば馴染む事ができないというケースもあり、本当は自分の意見を優先したかったけど、話し合いをしていくうえで、どうしても意見が通らなかったというケースもあるかもしれません。
そのような事を繰り返していくことで、内気な子供はどんどん自分の意見が言えるようになる事もあり、意見を優先してほしいと思っていた子供は、柔軟な対応や考えを自然と身につける事ができるようになったりします。
これらの経験で、自分に自信がつくようになった子供がたくさんいます。
私の子供は内気なので、協働力という能力を引き出すのは難しいかもしれないと思っていたのですが、意見が言えるようになるためには敢えて必要な事なのかもしれませんね!
すぐに上手くはいかなくても、協働で学習をするという事が続くと、協働力が育まれて、良い方向に変わるという事もあるのですね!
協働性を高めるメリット③発想力が鍛えられる
一人の意見から更にいろいろなアイディアが加えられて、それが成功するという過程はよくある事ですよね。
子供も千差万別で一つの物事に対して、必ずしもみんなが同じ気持ちだという事はないです。
いろいろな意見が飛び交い、その中から子供が新しいアイディアを生み出し、それが続いて、成功するという事がたくさんあります。
「私の子供は発想力が乏しい」と思われる方もいますが、協働性を高める学習では発想力が鍛えられ、どんどん自分の思考が考える事の楽しさを生み出していくというメリットがあります。
協働性を高めるメリット④参加意欲が高まる
どんな人も取りこぼさずに、全員で課題に取り組む事が重要視されているため、協働性は必然的に高まる事になるのですが、参加するのが楽しくなるというメリットが生まれるケースが多いです。
「はじめは嫌だったのに」と思っていた子供が、控えめに意見を言ってみたら褒めてもらえたり、受け入れてもらえたりなどを経験していく事で、積極的に参加したいという意欲が高まってくるのです。
もともと、協働性の能力が高い子供が一人いると、その子供が全員を大切なグループの一員であると認めてくれるので、参加意欲が高まるという事に繋がったケースがたくさんあります。
例えば、それが受け入れられないような意見であっても、協力して良いものを提示する必要がある事は納得しているため、「もう参加したくない」と思うのではなく、「もっと良いアイディアがあるはず」という気持ちに切り替わった子供もいます。
消極的な子供ほど協働性が必要な学びを経験していくことで、大きく成長するのかもしれませんね。
協働性を高めるメリット⑤学習意欲が高まる
グループで学習や活動をする事が苦手な子供も多いです。
しかし子供同士が一丸となり、お互いに教えて学び合うという環境はいろいろな事を学ばせてくれるので、これからはより多くの教育現場で協働性を高めるうえでの大切な学習は取り入れられていくでしょう。
そしてグループ学習は面白いという事に気が付く子供もたくさんいます。
楽しみながらいろいろな意見を子供ながらに受け入れて、学んでいくという過程を理解していなくても、一連の楽しさを感じ取って学習意欲が高まったケースもあるみたいです。
学習は知りたいと思う気持ちからどんどん向上していくものですが、それが育まれるのは大きなメリットとして考えてもいいのではないでしょうか。
学習意欲が高まるのは親としては凄く大きなメリットだと思います!
思考力の発達や会話力の向上など様々な利点がありそうです!
協働性を高める事ができ、そしてその効果でいろいろなメリットがあるのがわかりました。
親もサポートしてあげる事ってできるのでしょうか。
出来るのであれば知っておきたいです。
子供の協働性を育むために親ができること
協働性を育む事でのメリットがたくさんある事がわかりましたが、これを家族でサポートしながら、伸ばしてあげたいとは思いませんか?
いろいろな場所での経験は、子供は勿論ですが親も一緒に成長できますよね。
家庭内や、家ではなくても家族がサポートしてあげる事ができたら実践してみたいです!
- 子供にお手伝いをしてもらう
- 家族の中で「自分の仕事」という役割を与える
- 地域や学校の奉仕活動に参加
- 家族以外の人と親睦を深める
- 失敗しても怒らずに成功するまで見届ける
- 喜怒哀楽の表現を学ぶために映画等の鑑賞
家庭内で実践できる事や家族以外の人との交流など、協働性を育む行動はたくさんありますね。
とても気になりますので、一つずつ詳しく見ていきましょう!
協働性を育む行動①子供にお手伝いをしてもらう
協働性を育むためにすべき行動として最初に取り上げたいのは「子供にお手伝いをしてもらう」です。
学校で協働性を高めるための学習をする時に役立つのがお手伝いです。
同じチームの人をサポートするという事は成功するために必要です。
日頃から家でお手伝いをしている子供は、周りを注意深く見ている子供が多いです。
いろいろなお手伝いがありますが「お手伝いしたい」と子供が望むものを優先して行わせるようにしましょう。
そして、自分から率先して自分の事ができるようになった時にも褒めてあげる事が大事です。
例えば床に落ちているゴミを捨ててくれたという事でも、小さなお手伝いになりますので、「ありがとう」と伝えていきましょう。
協働性を育む行動②家族の中で「自分の仕事」という役割を与える
協働性を育む行動として家のなかでもできる事の一つが役割を与えるという事もとても大事です。
役割を与えられ、それを達成していく事で自信にもつながります。
しかし、初めのうちは失敗しても大丈夫な役割を与えるようにしましょう。
例えば「花に水をあげる」これを役割として与えます。
初めの数日は水をあげるという事が新鮮で楽しいという気持ちもあり、忘れずにやると思いますが、めんどうだと放棄する事が続いたりする可能性もあります。
全ての子供ではないですが、飽き性の子供もたくさんいますので、新鮮味を感じなくなれば、そこに目や意識が向かない事もありますよね。
しかしそこはグッとこらえて見守ってあげてほしいです。
花が枯れてしまった時に、子供は初めて自分の役割というものの大切さを学ぶ事ができます。
怒るのではなく、お互いにどういう行動をしたらよかったのかという話し合いをする事で協働性を高める事もできますよね。
どんなに小さい事でも役割を与えるというのはとても大事な事だという事がわかりました。
役割を与える事で家族の一員として、責任感を持つという事の大事さも理解できるようになるのは素晴らしい事ですよね!
協働性を育む行動③地域や学校の奉仕活動に参加
協働性を育む行動として、家でのお手伝いや役割も順調に進んできているなと思った時に試してほしい事が、地域や学校の奉仕活動に参加させてみるという事です。
奉仕活動ではその活動に参加している人たちが同じ目的に向かって行動しているので、有意義な時間を過ごす事ができます。
おそらくですが、全く知らない人や顔だけは知っている人、話はしたことはあるけど仲良いわけではないなど、いろいろな人が参加していると思います。
そこで一緒に活動する事で相手の事を知ってみようという意識が芽生える事があります。
相手を知るという事は社会に出た時に仕事では大切な事に繋がりますので、子供が家族や友達ではない人との関わりなども観察してみましょう。
協働性を育む行動④家族以外の人と親睦を深める
協働性を育む行動として、奉仕活動に参加と似てはいますが、家族以外の人と親睦を深める事も大事です。
例えば海や山に行った時に、そばにいる人と話したりする事もあるかもしれません。
特に山登りなどでは、勉強になる事もたくさんあります。
新鮮な気持ちで話しをきいたり、一緒に行動したりする事で、相手に関心を持つ事ができ、いつも以上にコミュニケーションを取る事ができたりすることもあります。
日常生活では体験できない経験を通して、協働性を育む事ができるので家族以外の人との交流をそばで見守りつつ、時には手助けをして後から一緒にその事について話す機会を設ける事が大事な学びになります。
協働性を育む行動⑤失敗しても怒らずに成功するまで見届ける
協働性を育む事と深く結びついているので、失敗しても怒らずに成功するまで見届ける事はとてももどかしい気持ちになる事もあると思いますが、こらえて見守りましょう。
学校で協働学習が行われる時、協働性の能力を全ての子供が均等に発揮できるわけではありませんよね。
そこで家での協働性を育むための行動を見守っている過程で、失敗を怒る事があれば、それが協働で学習を行う場でも同じように子供が子供相手に怒ってしまう事もあるかもしれません。
見守った後で何が失敗だったのかを優しく教えてあげる事で、その過程を子供は覚えていてそれが学習に活かされるのです。
伝わりやすい言葉を心掛けることで、子供も学校等で分かりやすく話すという事に気を付けて相手と向き合う事ができるようになるので、この点はしっかりと親がサポートしてあげましょう。
協働性を育む行動⑥喜怒哀楽の表現を学ぶために映画等の鑑賞
協働性を育む行動に適していると思われるのが、家族で映画鑑賞をする事です。
喜怒哀楽の表現を学ぶ事ができるのがおすすめできるところです。
アニメでも良いですが、子供と同じ年齢の子が主人公の映画が特に適していると思います。
同じ年齢なのに、こんなにも考え方感情表現が異なるんだというのを知っておくことで、それが現実世界でも役立つのです。
海外の映画でも育っている環境や宗教などが異なる場合、自分の想像とはかけ離れた現実を画面越しで目の当たりにする事もあるかもしれません。
その新しい世界を知って共感したり、自分と他国の子供の共通点や異なる事を探してみるのも勉強になります。
映画を鑑賞した事がきっかけで、学校などでの協働の学習の時に少しでも頭をよぎったら、その事はきっと学習するうえでのプラスになると思います。
多様性という言葉をニュースで聞かない日がないくらい、最近はいろいろなところで耳にします。
子供が社会に出た時には多様性を認め合う社会が当たり前にできているかもしれません。その時に協働性はとても重要な能力となりそうなので、今のうちに映画でその事を学びながら共感力も高めていきたいですね。
協働性を育むために親がすべき行動はどれも実践できるものばかりでしたので、試してみたいと思いました!
ふと思ったのですが、習い事では協働性を育む事ってできるのでしょうか?
協働性を高めるおすすめの習い事8選
協働性を高めるという事は意識してすぐにできるかというとそうではないです。
いろいろな場面で、コミュニケーションを取り、実践しながら学ぶ事なので学ぶための選択肢がたくさんあった方がいいですよね。
体験談を基に紹介していきますね!
選択肢が多いというのは助かりますね!
習い事でも学ぶ事ができたらとても頼もしいので、どのような習い事があるのか知っておきたいです。
- ダンス
- ボーイスカウト
- チームスポーツ
- 合唱団
- ミュージカル
- キッズ英会話教室
- 料理教室
- オーケストラ部
協働性について様々な事を知る事ができましたが、一覧を見てみると納得できるものばかりだなと思います。
それでは、さっそく確認していきましょう!
協働性を高める習い事①ダンス
協働性を高める習い事で最初におすすめしたいのはダンスです。
キッズ向けのダンススクールでは、発表会があるところが多く、コンテストにも出場するために熱心に取り組んでいるところが多いです。
ダンスは表現力を学ぶ事ができるメリットがありますが、その表現力は全体で統一して行う事が望まれます。
内向的な子供ですがダンスは好きで家で踊っていたので、ダンススクールに通わせる事にしました。
初めは心配していたんですけど、ダンスを上手くなりたいという意欲がどんどん沸いてきているようで、意見も言う事ができているみたいです。ダンス以外ではまだまだ内向的ですが、成長を感じる事ができているので嬉しいです。
そこで、何度もお互いに意見交換をし、相手に伝わりやすい表現で納得してもらうために提案したりもします。
近年、ダンススクールに通う子供が増えていますので、多くの子供たちがコミュニケーションを取る事が重要になるでしょう。
大人数で発表会という目標やコンテストで優勝するという目標を掲げている場合は、コミュニケーションからは避けて通ることができないので、協働性を高める事ができる習い事であると言えます。
協働性を高める習い事②ボーイスカウト
協働性を高める習い事として次に取り上げたいのがボーイスカウトです。
ボーイスカウトは日本だけではなく、様々な国で行われている習い事となっており、いろいろな活動を行いながら、自発的に行動する事の大切さや協調性など、さまざまな学びを得る事ができます。
例えば自発的な行動に関しては、奉仕活動で言われなくてもこれをした方がいいという事を見つけて率先したりする事ができるようになります。
キャンプやハイキングでは仲間との協働性を高めあいながらさまざまな取り組みをします。
仲間と協力して料理を作るという過程を丁寧に意見を出し合いながらも行ったりもします。
はじめに役割を決めるにもコミュニケーションは必要ですし、それを納得してみんなが一斉に目標に向かって行動する事はまさに協働性を高める習い事に適していると思いませんか。
協働性を高める習い事③チームスポーツ
協働性を高めるおすすめの習い事で次に案内したいのはチームスポーツです。
チームスポーツは勝利という明確な目的があり、練習でも課題がだされ、それを目標に課題をこなすという事もあるので、協働性を高める事に関してはおすすめしたい習い事です。
1人が強くても、その人が自己判断で勝手な行動をしたことで、勝利を逃がすという苦い経験をした方もいるのではないでしょうか。
もしコミュニケーションを取り、自分のするべき事や相手を信頼して任せるという事の判断を誤らなければ勝利を手にしていたという試合も数多くあるでしょう。
少なくとも勝利する事ができたはずなのに、お互いが皆ライバルだと思い自分勝手な行動をするというのは協働性を高めるうえではあってはならない事ですよね。
そうあってはならないように、協働性を高めるうえでチームスポーツは小さい頃から習わせて、チームを大事にするクラブなどを探して入れる方が多いです。
人見知りなのにサッカーって酷じゃないのか?と夫に言われたけど、親としては少しでも改善してくれたらいいなと思ってサッカーを習わせてみたところ、これが凄くあっていました!
何時も受け身状態で挨拶されたらします系の子供だったのに、自分から挨拶をする事もできています!
協働性を高める習い事④合唱団
協働性を高める習い事として男女共におすすめしたいのが合唱団です。
合唱団は地域で結成しているところがあり、発表する場所を設けてそれに向けて練習するというケースが多いです。
楽曲の中にはソロのパートがある事も多いですが、ソロパートであっても曲の構成や流れなどを全員で話し合ってどのように歌うかというのを決めています。
自分1人が目立とうとする行為は皆の足を引っ張る事になりかねません。
表現力やコミュニケーション能力を重要視している合唱団もあり、さまざまな人が参加できるような合唱団でも協働性の向上を目指して、取り組んでいるので、歌唱以外にも学びがたくさんある習い事です。
歌詞の意味を皆で話し合って理解を深めたり、強弱なども意見交換しながら皆が一つの目標に向かってコミュニケーションを取る事は良い勉強にもなりますよね!
協働性を高める習い事⑤ミュージカル
協働性を高める習い事で次に提案したいのはミュージカルです。
ミュージカルは一人で行うものではないですよね。
先生も含めて子供たちと一緒に一つの舞台を演じるという目標が定まっているので、いろいろな学びがある習い事です。
セリフ一つ一つを丁寧に話し合って決める事や、皆でディスカッションしながら進めていくところもあります。
そして実際に両親や地域の方の前、もしくはそれよりも大きな舞台などで、演じる事になります。
その時には舞台袖にいるスタッフの方、照明の方やいろいろな方ともコミュニケーションを取ることがあるかもしれません。
一つの舞台を成功させるためのチームなので、いろいろな方とのコミュニケーションが大事になり、協働力も育む事ができる習い事の一つです。
協働性を高める習い事⑥キッズ英会話教室
協働性を高める習い事で次におすすめしたい習い事がキッズ英会話教室です。
キッズ英会話教室では、英語を使って相手との意思疎通を深めるという事が大きな目的とはなりますが、相手に伝わる英語を学ぶ事ができたり、相手の言っている事を理解しようという共感力が高まる習い事でもあります。
共感力を高めるには相手の事を知ろうという思いがないと難しいですよね。
何時も私の後ろに隠れているような子ですが、英会話教室でもはじめは大変でした。けど、チーム戦のゲームの時に同じチームの子が一生懸命はなしかけてくれたので、最終的には一緒に手をつないだりするまでの仲になっていました。自分の気持ちを言う事も難しそうですが、わからないからこそ一生懸命相手に伝えようとしている姿が見れて嬉しいです。
日本語ではないので伝え方も難しいとは思いますが、英会話は話をしないと成り立ちませんので、消極的な子供であっても習う事で見違えるほどコミュニケーション能力が高くなったと感じる方も多いです。
何かの題材で話す事を求められたとしたら、お互いにその題材についてわかる英語で伝わりやすく話すという目的もあるため、協働性を高めるには良い習い事であると言えるのではないでしょうか。
協働性を高める習い事⑦料理教室
協働性を高める習い事で次に取り上げたいのが料理教室です。
子供でグループを作って、料理をするという過程では誰が何を行うかというのがとても重要です。
子供むけなのでそこまで難しいという事はあり得ませんが、料理は準備からはじまり、手際よく行う事が美味しく食べるうえで大事な要素になる事は間違いないですよね。
食材を持ってくる、洗う、切ったり、炒めたりという過程を最初に決めてから行うケースが多いです。
なかには、先生も一緒にですが食材を買うところから始まるところも多いです。
お店のなかでいかに効率よく購入できるかというのも、行く前に話し合い大まかに決めてから行くので、購入時には達成感を感じるのではないでしょうか。
習い事だけではなく、学校の実習でも料理を作る事がありますよね。
そこでも同じように、全ての工程を話し合いながら協力して仕上げるので、協働学習という場でも有効な学びであると言えると思います。
協働性を高める習い事➇オーケストラ部
協働性を高める習い事の最後のおすすめですが、オーケストラ部です。
オーケストラはいろいろな楽器が一つになって、音を創り出しています。
自分勝手にメロディーを変えたり、その場の気分でアレンジたりという事はあり得ないですよね。
所属している皆が一丸となって成功させるために、日々の基礎練習から楽器での表現力などに重心的に取り組みます。
例えばもっと上手くいくはずなのに、なんか伸び悩んでいるという事があるかもしれません。
その時には意見を出し合いながら、練習方法を変えてみたりすることで、一気に仕上がったという事もあります。
一人の地道な練習も大事ですが、同じ楽器同士、もしくは全体で話し合って向上しあう事が重要な習い事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
協働性とはなにか?という疑問に対して、様々な視点からお伝えしました。
まとめるとこちらになります!
- 協働性はこれからの社会に役立つ能力です!
- 協働性は家でも育む事ができます!
- 協働性は集団でコミュニケーションを取る事ができる習い事を通して高める事もできます!
親のサポートや習い事でも協働性は高める事ができるため、少し意識して日常生活の身近なところから取り入れてみるといいかもしれませんね。
協働性と協調性の違いや協働性を高める事の重要性も知る事ができましたね。
家でも上手く取り入れながら、子供の協働性を育むためにまずはできることから一緒にやっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。