子どもと一緒に過ごしていて、子どもの性格や気質について気になってしまうことってありませんか?
実際、私自身も子どもの「めんどくさい」性格が気になりすぎて、いろいろな育児書を読んだりしました。
ゆうりんママ子どもって、かわいいですよね!
でも、毎日一緒に過ごしていると、「めんどくさい性格かも……このままだと、お友だちとうまくコミュニケーションがとれるのかしら?」と心配になってしまう方もいるのではないでしょうか。
子どもの「めんどくさい」性格を放置すると、周囲から性格が悪いと判断されてしまう可能性もありますよね。
今回は、私が体験したことなどを基に、「めんどくさい」性格への対処法を提案していきます!
- 子供のめんどくさい性格と対処法
- 子供のめんどくさい性格を改善するために親がまず出来ること
- 子供のめんどくさい性格にイライラしても絶対にしてはいけないこと
子どもの「めんどくさい」性格への対処法や、親ができることについて、私自身の体験をもとにお伝えします。
是非最後までご覧ください!
子供のめんどくさい性格と対処法


「子どものめんどくさい性格ってどうやったら改善するのかしら」と悩んだことがある方もいますよね。
一度気づいてしまうと、どんどん他の些細なことまで気になってしまい、「どうして他の子どもたちとこんなに性格が違うのかな」と悩む方も多いはずです。



私の体験談ですが、もしかすると他の親から見たら、「めんどくさい性格」に該当しないこともあるかもしれません。
しかし、今後の成長やコミュニケーションのことを考え始めると、居ても立ってもいられない状況になったことが多々ありました。
そして、親としては「子どもの性格が悪い」という噂が広まったりすると、やはり困りますよね。
- 外出先などで迷惑をかける場合の対処法
- 兄弟や友達が褒められると機嫌が悪くなる場合の対処法
- 叱るとそれに反論する場合の対処法
- 素直にお礼や挨拶が言えない場合の対処法
- 先生や友達の悪口を言う場合の対処法
- 失敗を他の人になすりつける場合の対処法
- 気持ちの切り替えが下手でグズリが長引く場合の対処法



子どもがめんどくさい性格の種類をあげてみました。
対処法も体験を基に載せますので、早速1つずつ確認していきましょう!
子供のめんどくさい性格と対処法:①外出先などで迷惑をかける場合


子供のめんどくさい性格をどうにか改善したいと思う方に理由をたずねてみると、外出先などで迷惑をかけてしまうとからという方がたくさんいました。



私の体験談ですが、まだ子どもが小さかった頃、外出先でかんしゃくを起こしてしまうことが数回続き、周囲の目も気になって外出恐怖症になったことがありました。
スーパーでの買い物中に「これがほしい」と意思表示をすることは、子どもの成長にとってとても大切ですよね。
でも、欲しいからといって毎回買ってあげるわけにもいきません。
それを拒否すると、かんしゃくを起こしてしまうということが続きました。



「もう連れて行かない」と思ってみても、子どもを連れて行かないと買い物もできないので、本当に困っていました。
実際、子どもを連れて買い物に行かなければならない場面って多いですよね。
それと同時に、毎回誰かに子どもを預けるわけにもいかない方も多いはずです。
そんな体験を通して、自分なりに「良かったこと」を紹介していきますね!
- 子供の気持ちに共感する
- その場から少し離れて違う事に意識を向かせるように試みる



私にも子どもがいますが、とても興味深い内容ですね。
まず、「子どもの気持ちに共感する」とは、どのようなことなのでしょうか。



子どもが「めんどくさい性格だな」と感じると同時に、まずはその気持ちを受け入れることを試みました。
どうしても我慢できずに「これが欲しい〜」とかんしゃくを起こしたときには、いったんその気持ちを受け入れるようにしたんです。
「そうだよね。欲しいよね。○○くんがこのお菓子を我慢するんだから、ママもこのお菓子を我慢して棚に戻すね。一緒にバイバイできるかな」
子どもだけに我慢させるのではなく、同じ目線で、子どもが見ている前で商品を戻すということをしてみました。



毎回この方法が成功したわけではありませんが、うまくいった日はとても嬉しかったのを覚えています。



同じ目線で、同じ行動をとるというのは、意外と効果的かもしれませんね。
次に、「その場から離れる」という方法は理解できますが、「違うことに意識を向ける」とは、どのような意味なのでしょうか。
どうしても周囲の目が気になるときは、その場から離れるというのも一つの方法ですよね。
ただ、場所を離れたからといって、かんしゃくがおさまらないことも多く、さらに輪をかけてかんしゃくを起こすという経験をした方もいるのではないでしょうか。
このときに試したことは、「違うことに意識を向けさせる」という方法です。
「……あっ!家の○○(ペットの名前)に餌をあげるのを忘れた!今頃お腹が空いて泣いているかもしれないから、早く帰って餌をあげないと!」



ペットの名前を出してみたり、時には夫の名前を出してみたりして、子どもの意識をとにかく目の前のものではなく、別の方向へ向けるように努力しました。
子供のめんどくさい性格と対処法:②兄弟や友達が褒められると機嫌が悪くなる
次に、子どもの「めんどくさい」性格と向き合った出来事は、兄弟や友だちが褒められると機嫌が悪くなってしまうときのことです。
親としては、特に兄弟を比べて褒めたり、けなしたりすることはなくても、自分以外の兄弟や友だちが褒められると機嫌が悪くなってしまうタイプの子どもっていますよね。



これには困りました。
勉強を頑張って、それが目に見える結果として表れたときに、目いっぱい褒めてあげると、もう一人が不機嫌になってしまうんです。
年齢が上がるにつれて、こうしたことも自然と減っていくとは思いますが、年子や年齢差の少ない兄弟では、このような経験をされた方も多いのではないでしょうか。
子どもの成長過程において、「嫉妬心」も必ずしも悪いことではありませんよね。



機嫌が悪くなるタイプの子どもだと理解してからは、次のことを気をつけるようにしてきましたので、よろしければ参考にしてください!
- 本人をたくさん褒めてあげる(良い事をしたとき)
- 兄弟に関してはその子と2人になってたくさん褒める
- 友達を褒めるときは子供も友達を一緒に褒める事ができるように会話を誘導する
褒めるときは、とにかく具体的に、しっかりと褒めることを心がけました。
そして兄弟に関しては、褒めると機嫌が悪くなるのを防ぐために、二人だけの空間をつくり、しっかりと褒めてあげるようにしてきました。
これについては、年齢が上がるにつれて徐々に落ち着いてきましたよ。
また、友だちを褒めるときには、必ずその友だちを自分の子どもも褒められるように、会話を誘導するようにしていました。



嫉妬心があるのに、一緒に褒めることを試みたということですね。 とても難しいことだと思いますが……



友だちに敵意を向けさせないことも大切ですし、人を褒めることができるようになるのも、成長過程でとても重要なことですよね。
そして、褒めたあとには、必ず自分の子どもも褒めるようにしていました。
「褒めてあげることができて偉いよ!○○くんは、人の良いところを探す天才だね!」 ――そんなふうに声をかけていました。
子供のめんどくさい性格と対処法:③叱るとそれに反論する場合


子供の成長は嬉しいですが、叱るとそれに反論される事で子供のめんどくさい性格を更に実感してしまうことも度々ありました。



反論されると、「本当にめんどくさい性格だな」と思ってしまいますが、どのように対応していましたか。
- 反論するには理由があるので、先ずは子供の意見を落ち着いてきく
- 子供が話しているときに急かさない
- 子供にもわかりやすくどうしてダメなのか、どうして叱る必要があったのかを話す
- 子供と一緒に問題を解決する
子どもが反論すると、そのたびに叱りたくなる気持ちもよくわかります。
ただ、勢いで叱るようなことでは、子どもは叱られること自体を嫌がるようになり、嘘をついてしまうことにつながるとわかったので、必ず落ち着いて子どもと向き合うことを意識して接するように心がけました。
また、親として「これが正解だ」と確信していることがあっても、子どもと一緒に正解を考えることも大切だと気づきました。



正解を一緒に考えるというのは、子どもの成長を促すうえでも良い方法かもしれませんね。



もし、考えが間違った方向に向かいそうなときには、「ママの意見も聞いてもらえるかな?」という感じで、一つひとつ意見を確認しながら、やさしく誘導するようにしていました。
また、子どもが自分で気づいて謝ってきたときには、深呼吸して声を荒げないように注意しています。
子供のめんどくさい性格と対処法:④素直にお礼や挨拶が言えない場合
子どもの「めんどくさい」性格に向き合うことになった原因は、まだたくさんありますが、素直にお礼や挨拶が言えないときにも、それを強く実感しました。



「ありがとう」や「ごめんなさい」などの挨拶って、大切ですよね!子どものうちに自然とそれができるようにならないと、大人になって困ると思っていたので、しつこいくらいその大切さを伝えてきました。
「ありがとうって言った?」――こんなふうに言ってしまうこと、ありませんか?
挨拶やお礼などは、こちらが子どもに言わせようと必死で誘導していたので、その場では言うのですが、同じような場面になると、忘れているのか、言う気がないのか、自分からなかなか言わないこともあり、そのことで悩むことが多かったです。
- 自分が率先してやっているところを見せる
- 強制しない
- 自分からできた時に褒める
挨拶については、強制しないようにしましたが、その代わりに自分自身が常にしっかりと挨拶をして、子どもにその姿を見せるようにしてきました。
挨拶をした後には、「挨拶って、自分がしても、されても嬉しいものだよね」ということを家族間で共有することで、その仲間に自分から加わることができるように工夫しました。



挨拶やお礼も、自分から進んで言えるようになったので、本当に良かったです。
強制せず、「自分からしてみよう」という気持ちに持っていくまでは大変でしたが、それを乗り越えると、ぐっと楽になりますよ。
子供のめんどくさい性格と対処法:⑤先生や友達の悪口を言う場合
学校に通うようになってから、先生の悪口や友だちの悪口のようなことを聞いたときには、子どもの「めんどくさい」性格というよりも、今後どうなるのか不安になりました。
悪口を言うのにも理由があるということは理解できますが、友だちに向かって言ってしまうとトラブルに発展するのは目に見えているので、それは良くないことだと認識させたかったです。



どうしても気が合わない人がいるのは仕方のないことですが、悪口などは絶対に良い結果を生むことはないので、やめてほしいですよね。
そもそも、悪口ってどうして言ってしまうのでしょうか。
「気持ちを理解してほしい」「友だちが悪口を言っていたので真似している」など、悪口を言ってしまう理由はいろいろとありますが、早めに「悪口は良いことではない」ということを知ってもらう必要がありますよね。
- 子供の気持ちをはじめに受け止める
- 相手のその時の気持ちを一緒に考えてみる
- ポジティブな思考で子供と一緒に解決策を考えてみる
- 自分自身の言葉の使い方などを見直す
子どもの気持ちを、まずは受け止めてあげましょう。
私自身、はじめは受け止める余裕がありませんでしたが、それでは子どもがさらに自分の殻に閉じこもってしまうことがわかってきたので、「受け止めること」の大切さを知りました。
そして、受け止めたあとには、相手の気持ちも一緒に考えてみる時間をつくりました。
そこで「自分だったらこう思う!」などの意見を言ってもらい、その考えに賛同できるときは賛同しますが、「それは違うかもしれない」と感じたときには、もう少し考える時間を設けたり、例を挙げてみたりもしました。



悪口は、相手に聞かれてしまった場合、必ず嫌な気持ちになりますよね。
小さい頃からそのことについて向き合うのは、大切なことだと思いました。



実際、子どもが悪口を言いたくなる気持ちも、まったく理解できないわけではないという問題もいくつかありました。
でも、悪口はやっぱり良いことではないので、そこは正してあげなければならない部分でもありますよね。
また、私の体験談として、子どもの前で言葉の使い方を見直すようにしたこともあります。
ふとしたときに出てしまう言葉――案外、しっかり聞いていたりするんですよね。
子供のめんどくさい性格と対処法:➅失敗を他の人になすりつける場合


子どものめんどくさい性格を実感したのは、失敗を他の人になすりつけてしまった時です。
もしかしたら、少し強めに怒ってしまったことがあったのかもしれませんが、子どもが明らかに自分の失敗をきょうだいになすりつける様子を見たとき、「これはまずい状況だ」と感じました。



失敗を他の人になすりつけるというのは、ある意味では嘘をついていることにもなりますよね。
それがどうしても許せないという気持ちになってしまったので、どうにか早く軌道修正して、素直に認めて謝ることができる子どもになってほしいと思いました。
「どうして○○のせいにするの?ママは全部知っているんだよ。あなたが悪いんだよね」
このように子どもに言ってしまったことで、子どもが委縮してしまい、「怒られないためには、もっとわからないように、うまく人に責任をなすりつけよう」と思ってしまうようになっていたことに、当時は気づいていませんでした。
人のせいにすることが続くと、「これはいけない」と思いますよね。
そのときに、以下のことに気をつけて試してみるようにしました。
- できるだけ冷静に怒らずに子供を受け止める
- 失敗をできるだけ受け止めてあげる
- 一緒にできる事は一緒にやってみる
怒られるのが嫌だから人のせいにしてしまうことが多いと実感したので、できるだけ冷静に向き合うことを心がけました。
そして、失敗しても「これは怒ることじゃない」と冷静に気持ちを落ち着ける努力をし、子どもに「まずは謝ることが大事だ」ということを教えるために奮闘しました。
子どもって、それが続くと、意外と自分の非をきちんと認めてくれるんですよね。
例えばですが、「宿題をやる」という約束を破って、友だちと遊んでいたことがありました。
そのとき、友だちのせいにせず、「自分が遊びたかったから」と素直に言えたのは、とても嬉しかったです。
ただ、宿題をやっていないこと自体は良くないことなので、「わからないところは教えるから、一緒に宿題をやろうね」と声をかけて、できるだけそばにいるように心がけました。



叱り方によって、子どもの性格が変わるということがわかりました。



叱りたいときこそ、できるだけ冷静に――これは忘れてはいけないと実感しています。
体験したからこそ、今でも「叱るときは冷静に」と、自分に言い聞かせています。
子供のめんどくさい性格と対処法:⑦気持ちの切り替えが下手でグズリが長引く
気持ちの切り替えが下手でグズリが長引くということが続いた時期があり、その時は子供のめんどくさい性格をどうにか早く改善したいと強く思っていました。



気持ちの切り替えが下手なのは、仕方のないことなのかもしれないと、半ばあきらめかけていました。
ですが、とりあえず試してみて「良かったこと」をお知らせします!
- スケジュールを立てる
- タイマーを使いながら時間を知らせる
- 次に楽しい事があるという事を事前に教える
子どもが絶対に楽しめる場所へ行くときは、スケジュールを立てていることを、しっかりと伝えるようにしました。
そして、時間はタイマーを使うことを徹底しましたが、はじめはうまくいきませんでした。
ただ、諦めずに、家でもテレビやゲームをするときにタイマーを使って「終わりの合図」として認識してもらう練習をしていたので、思いのほかこれは子どもにはうまくいった方法でしたよ。
さらに、次に少しでも楽しい時間を用意しておくというのも効果的でした。
「タイマーが鳴ったらお菓子をあげるね」といった些細なことですが、次に嬉しいことや楽しいことがあるとわかると、案外気持ちの切り替えがうまくいくということがわかりました。



気持ちの切り替えがうまくいかなかったときは、「これが永遠に続くのかな」と落ち込むこともありました。
でも、諦めずにいろいろな工夫をしながら取り組んでみたら、うまくいくようになりましたよ。
子供のめんどくさい性格を改善するために親がまず出来ること


子どものめんどくさい性格を改善するために親が出来ることって何だろうと気になりますよね。



一歩間違えると、子どもの性格が「悪い」と認識されてしまいそうで、心配になることもありますよね。
小学生の子どもがいるので、親としてできることがあれば、できる限り取り入れていきたいと思っています。
子どもの「めんどくさい」性格を受け入れることも大切ですが、それでも改善できる部分があるのなら、少しでも良くしてあげたいと思う方は多いはずです。



私自身も、何度も「この性格は生まれ持ったものなのかもしれない」と思ったことがあります。
それでも、改善できる部分があるのなら、少しずつでも変わってほしいという思いで、これまで取り組んできました。
今回は、私の体験談をもとにした提案をまとめてみました。
まずは大まかに記載しましたので、ぜひご覧ください!
- 自分中心にならないで子供のペースに合わせる
- 子供のためだと思いながら先回りして何でもやってしまうことをやめる
- 注意する時にダメな理由を一方的に言わないように心掛ける
- 子供を見限ってしまうような言動をやめる



実際にこれらのことに気を付けて生活していますが、自分では以前よりも悩むことが少なくなったので、参考にしてもられば嬉しいです!
自分中心にならないで子供のペースに合わせる
子どもの「めんどくさい」性格を改善するためのひとつの方法として、自分中心にならず、子どものペースに合わせることの大切さをお伝えします。
仕事をしている方や、その他にも忙しい方はたくさんいますよね。
こんなふうに思ったことはありませんか?
「忙しいんだから、私の時間に合わせて行動してくれないと困る」 ――これは確かに正しいことかもしれませんが、自分中心に考えて子どもの気持ちを無視している行動とも言えますよね。



「ほら、急いで!」とか「あなたのせいで遅刻する」と、頻繁に言ってしまっていませんか?



わかります。本当にその通りなんですよね。
ただ、これではやっぱりあまり良くないということがわかったので、私自身も気をつけるようにしています。
- 前もって時間を伝える
- 時間に遅れてしまった時の責任の重要さも伝える
- ゆっくりしている時こそ体調に変化はないかを見極める
あらかじめ時間をしっかりと伝えることは、大切です。
もし時間を伝え忘れてしまったら、それは私の失敗だということを意識するようにしています。
子供のペースに合わせるのは大変ですが、こちらも時間に遅れると大変なことになるというのは少し大袈裟なくらいに伝えてしまいましょう。
そうすることで、子ども自身が「焦らずに行動するには、どれくらいの時間が必要なのか」を理解し、それに合わせて行動する力を身につけることができるようになります。
また、「いつもよりも動きがゆっくりだな」と感じたときは、体調が悪い可能性も考えられます。
そのあたりは、しっかり観察して見極める必要がありますね。



そうですよね。
つい自分中心に考えてしまいがちですが、そこは子どものペースに合わせることの大切さや、ゆとりを持って行動することが求められますよね。



今でも「大変だな」と思うことは多いですが、子どもにとってもペースを調整する訓練になりますし、だからこそ、前もって時間は必ず伝えるようにしています。
子供のためだと思いながら先回りして何でもやってしまうことをやめる


子どものめんどくさい性格を改善するために、子供のためだと思いながら先回りしてなんでもやってしまうことをやめるようにしました。
とにかく先回りして、いろいろなことをサポートしていたのですが、それは「子どものため」と言いながらも、実は自分のためだったということに気づきました。
例えば、子どもに風邪をひいてほしくないからと、洋服について細かく指定したり、「今日は暑くなるから、その服だと大変だよ」と言ったりしていましたが、それでは良くないんですよね。



先回りしてやってあげたり助言したりするのは良いことだと思うのですが、違うのでしょうか。



必ずしも全てが悪いということではありませんよ。
ただ、私の体験談として、あまりにも先回りしてやってあげることは、子どもにとって良いことではないということがわかりました。
なんでも先回りしてやってあげると、子どもはそれが当たり前のことになってしまいますよね。
それでは、子どもが社会に出たときに「生き抜く力」が備わっていない状態で社会に出てしまう可能性が高くなるのではないでしょうか。
大人になっても「めんどくさい性格」のまま仕事をすることになると、それは子どものためにも良くないと思うようになったので、少しずつですが、自分で調べて、自分で行動できるように誘導していきました。



もちろん、まだ完璧ではなく、今でも先回りしてしまうことはあります。
それでも、そうしたことに気づけたのは、私にとって「良かったことのひとつ」です。
また、注意するときには、「ダメな理由」を一方的に伝えないように心がけています。
注意する時にダメな理由を一方的に言わないように心掛ける
注意する時にダメな理由を一方的に言わないように心掛けることも子どものめんどくさい性格を改善するために欠かせないことの一つです。
親として子供には間違った道を歩んでほしくないために、正しい事を伝えないといけないという気持ちで育児に向き合っている人が多いことはわかります。



実際、私自身も「ダメなことはダメ」と、かなり強く言い聞かせてきました。
けれど、それでは良くないということが、少しずつわかってきました。
子どもにとって、親の言うことが「絶対に正しい」と思い込んでしまうと、自分で考える力を育てる機会を失ってしまうこともあるのです。
もちろん、ダメなことは正さなければなりません。
ただ、その伝え方には十分に気をつける必要があると、今は強く感じています。
- 依存型になってしまう可能性が高い
- 将来自分が何をやりたいのかが分からなくなる可能性もある
- 思春期になると情緒不安定になる可能性が高い



絶対とは言い切れませんが、このように、子どもの成長に支障をきたす可能性があるということなんですよね。



実は少し前にも述べましたが、一方的に怒りすぎると、それをごまかすために嘘をついてしまうことが多くなるのは、ほぼ確実だと感じています。
叱るときには、一方的にガミガミ言っても、良い結果にはつながらないということです。
子供を見限ってしまうような言動をやめる
子子どもの「めんどくさい」性格を改善するためには、子どもを見限ってしまうような言動をやめることも大切だと感じています。
子どもって本当にかわいい存在ですが、手がかかりますよね。
「どうしてわかってくれないのかな」とか「もう疲れた」と思うことも、正直たびたびあります。
特に小さい頃は手がかかり、「もう勝手にしなさい」と突き放すような言い方をしてしまったこと、ありませんか。



私も、「もう知らない」とか「先に帰るよ、置いていくよ」といった声かけをしてしまったことがありました。
でも、これはあまり良くないということに気づいてからは、自分で気をつけるようにしています。
子どもが言うことを聞いてくれないとき、本気ではないにしても、見限るような言動をとってしまうことがありました。
けれど、それを繰り返すことで、子どもが人を信頼しなくなる可能性があるということを知ったんです。



私も以前はよく使っていました。
特に公園遊びのときなど、つい口にしてしまっていたんですよね。



だからこそ、今は「使わないようにしよう」と心がけるようになりました。
自己肯定感が下がるという話も聞いたので、それは子どもの成長にとって良くないと思い、「帰る理由」を子どもにわかりやすく伝えるようにしています。
子供のめんどくさい性格は小学生になったら治る?


「この子の性格、将来どうなるのかな……」と不安に感じる方も多いかもしれません。
特に、子どものめんどくさい性格は小学生になったら治るのかどうかについて不安に思う方はとても多いです。



でも、小学校に入学することで生活リズムが整ったり、新しい環境で友だちや先生と関わる機会が増えたりすると、子どもの性格に良い変化が現れることもあります。
ここでは、子どものめんどくさい性格は小学生になったら治るのかについてお伝えしていきます!
子供のめんどくさい性格は小学生になったら成長に伴い変化する可能性が高い
子どもの性格は、小学校入学をきっかけに大きく変化することがあります。



それを聞いて少し安心しました。めんどくさい性格にも様々あると思うのですが、どのタイプが成長に伴い変化するのかも知りたいです。
- 気まぐれ
- 感情の起伏が激しい
- 自己主張が激しい
小学校では、新しい環境で友だちや先生と関わる中で、自然と社会性や協調性を学ぶ機会が増えていきます。



これは、すでに経験がある方もいるかもしれませんが、小学生になると、数人のグループで何かを作成したり、ひとつの目標に向かって取り組んだりする場面が増えてきますよね。
そのようなときに、自分勝手な行動をすると「友だちと仲良くなれない」と感じ始める子どもが多くなります。
それでは、次でもう少し詳しくお伝えしていきます。
子供のめんどくさい性格が小学生になり改善されるきっかけとは?
子供のめんどくさい性格が小学生になったら、改善されるきっかけについてさらに詳しくお伝えしていきます。



社会性や協調性は、友達から教えてもらうということがわかりました。
他にもあれば知りたいです。
- 学校生活での新しい経験
- 友達との関わりから学ぶ協調性
- 成功体験
- 家庭での親の対応
子どもの「めんどくさい」性格が、小学生になることで改善されるきっかけについて、いくつか挙げてみました。
何がきっかけになるかは確実には言えませんが、これらの要因が絡み合うことで、性格が改善されるケースは多く見られます。



小学生という時期は、新しい環境や経験が増えるため、性格が変化しやすいタイミングであることは間違いありません。
ただし、「小学生になったからすぐに改善される」というわけではなく、しっかりと成長を見守りながら、その都度サポートしてあげる立場で接していくことが大切です。
以前、協調性や協働性についての記事も書きましたので、お時間があればぜひ読んでみてください。
子供のめんどくさい性格にイライラしても絶対にしてはいけないこと


子供のめんどくさい性格を理解するのは難しいですよね。
実際にイライラしてしまう事も多かったですが、学んだこともあるので、体験した事を踏まえてお伝えします。
- 否定すること
嘘をついてしまった時に「嘘つき」
ズルをした時に「卑怯」
きょうだい喧嘩をした時に「意地悪」
このように、人格を否定するような言葉で、小さい頃から子どもを否定することは良くないということを知ることができました。
先ほどから述べているように、やはり叱るときは冷静に、まずは子どもの意見を聞いてみるところから始めてみましょう。
子どもの「めんどくさい」性格を形成している背景には、親の接し方も少なからず関わっているということがわかったので、まずは親ができることを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。



子どもを育てるということは大変ですが、自分自身も成長できるというのは、すばらしいことですよね。



「子どもは何も知らないから、私がしっかりしないといけない!」という気持ちで叱ることも、もちろん理解できます。
しかし、叱り方や接し方によって、子どもの価値観を定めてしまう可能性があるということは、知っておいたほうがいいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
体験談をもとに、子どもの「めんどくさい」性格を乗り切るための対処法を提案してきました。
- 子供の叱り方は一方的ではなく冷静に何がダメなのかを伝える
- 子供の意見を聞く時も急かしたり否定しないでまずはじっくりと耳を傾ける
- 子供目線で何を考えているのかの意図を読み解くように心がける
子どもの「めんどくさい」性格を少しでも改善できるように、私自身が気づいたことや体験したことを、わかりやすくお伝えしてきました。



子どもの性格を少しでも改善したいと思ったので、まずはせっかちな自分の性格を見直すことからスタートし、叱るときには特に注意するよう心がけてきました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

